『出雲國風土記』意宇郡【神祇官社(jingikan no yashiro )】48社

出典近畿中国森林管理局Webサイト(httpswww.rinya.maff.go.jpkinkisimanemori-enjoyizumonokunihudoki.html)

意宇郡【神祇官社(jingikan no yashiro )】48社は 写本の順番で並んでいます " Shrines are arranged in order of manuscripts "

 『出雲國風土記』意宇郡(ou no kori)条 所載の神社の数は「67社」です 
 「48社」 神祇官社(jingikan sha)=『延喜式神名帳』所載社
 「19社」 不在神祇官社(fuzai jingikan sha)

『出雲國風土記』意宇郡【神祇官社(jingikan no yashiro )】48社

目次

熊野大社   (くまの) (kumano no)ohoyashiro

・熊野大社

・上の宮跡〈熊野大社〉

夜麻佐社   (やまさ) (yamasa no) yashiro

・山狭神社(上山佐)


・山狹神社(下山佐)

賣豆貴社   (めつき) (metsuki no) yashiro

・賣豆紀神社

加豆比乃社  (かつひの)(katsuhi no) yashiro

・勝日神社〈富田八幡宮 境内社〉

由貴社    (ゆき)  (yuki no) yashiro

・由貴神社〈王子権現〉

加豆比乃高守社(かつひのたかもり) (katsuhinotakamori no) yashiro

・勝日高守神社

・眞名井神社

都俾志呂社  (つへしろ) (tsuheshiro no) yashiro

・都辨志呂神社

玉作湯社   (たまつくりゆ)(tamatsukuriyu no) yashiro

・玉作湯神社

野城社    (のき)  (noki no) yashiro

・能義神社

伊布夜社   (いふや) (ifuya no) yashiro

・揖屋神社

支麻知社   (きまち) (kimachi no) yashiro

・來待神社

夜麻佐社   (やまさ) (yamasa no) yashiro

・山狹神社(下山佐)

・久志美氣濃神社〈下山狹神社 境内〉 

野城社    (のき)  (noki no) yashiro

・〈能義神社に合祀〉大穴持神社

久多美社   (くたみ) (kutami no) yashiro

・〈忌部神社に合祀〉久多美神社

・久多美神社

佐久多社   (さくた) (sakuta no) yashiro

・佐久多神社

佐久多神社韓國伊太弖神社〈来待本宮に合祀〉

・〈嘉羅久利神社に合祀〉佐久多神社

多乃毛社   (たのも) (tanomo no) yashiro

・田面神社

須多社    (すた)  (suta no) yashiro

・須多神社

眞名井社   (まない) (manai no) yashiro

・眞名井神社

布辧社    (ふべ)  (fube no) yashiro

・布辯神社

・宇波神社

斯保彌社   (しほみ) (shihomi no) yashiro

・志保美神社

意陀支社   (おたき) (otaki no) yashiro

・意多支神社

・愛宕神社〈阿羅波比神社の境外社〉

市原社    (いちはら)(ichihara no) yashiro

・市原神社〈揖夜神社の境外末社〉

久米社    (くま)  (kuma no) yashiro

・久米神社趾〈熊野大社 境内 伊邪那美神社に合祀の久米神社の旧鎮座地(熊野大社上宮の境内)〉

・〈熊野大社の境内 伊邪那美神社に合祀〉久米神社

・熊野神社 奥宮〈比婆山久米神社〉・熊野神社 里宮〈比婆山久米神社〉

布吾彌社   (ふごみ) (fugomi no) yashiro

・布吾弥神社趾〈熊野大社の境内 伊邪那美神社に合祀 布吾弥神社の旧鎮座地〉

・〈熊野大社の境内社 伊邪那美神社に合祀〉布吾弥神社

・布吾彌神社〈玉作湯神社の境外摂社〉

宍道社   (ししぢ) (shishiji no) yashiro

・石宮神社

・大森神社

・女夫岩遺跡〈大森神社の旧社地〉

・〈氷川神社に合祀〉三崎神社

野代社    (のき・のしろ)(nushiro no) yashiro

・野代神社

賣布社    (めふ)  (mefu no) yashiro

・賣布神社

狭井社    (さい)  (sai no) yashiro

・佐為神社

・佐為高守神社〈佐為神社の境内摂社〉

・出雲路幸神社

同狭井高守社 (おなじきさいのたかもり)(onajiki sainotakamori no) yashiro

・佐為高守神社〈佐為神社の境内摂社〉

・佐爲高守神社〈出雲路幸神社の境内社〉

・高宮神社

宇流布社   (うるふ) (urufu no) yashiro

・〈宇留布神社に合祀〉三島大明神

伊布夜社   (いふや) (ifuya no) yashiro

・韓国伊太氐神社〈揖屋神社本殿の隣に鎮座〉

由布社    (ゆう)  (yuu no) yashiro

・〈玉作湯神社に合祀〉韓國伊太氐神社

・玉造天満宮〈玉作湯神社に合祀された韓国伊太氐神社の旧鎮座地〉

布自奈社   (ふじな) (fujina no) yashiro

・布志奈大穴持神社

・布自奈神社〈布志奈大穴持神社の境内社〉

同布自奈社  (おなじきふじな)(onajiki fujina no) yashiro

・布志奈大穴持神社

・布自奈神社〈布志奈大穴持神社の境内社〉

野代社    (のき・のしろ)(noki no) yashiro

・野白神社

・福富神社

・〈能義神社に合祀〉大穴持御子神社「同[野城]社坐大穴持御子神社」

佐久多社   (さくた) (sakuta no) yashiro

・〈佐久多神社に合祀〉韓國伊太弖神社

佐久多神社韓國伊太弖神社〈来待本宮に合祀〉

・嘉羅久利神社

意陀支社   (おたき) (otaki no) yashiro

・〈意多伎神社に合祀〉御譯神社

前社     (くま)  (kuma no) yashiro

・前神社趾〈熊野大社 境内 稲田神社に合祀の前神社の旧鎮座地〉

・〈熊野大社の摂社 稲田神社に合祀〉御碕神社

田中社    (たなか) (tanaka no) yashiro

・田中神社趾〈熊野大社 境内 伊邪那美神社に合祀の田中社の旧鎮座地〉

・〈熊野大社 境内 伊邪那美神社に合祀〉田中神社

・田中神社〈阿太加夜神社の相殿〉

詔門社    (のりと) (norito no) yashiro

・能利刀神社趾〈熊野大社の境内 伊邪那美神社に合祀 能利刀神社の旧鎮座地〉

・〈熊野大社の境内 伊邪那美神社に合祀〉能利刀神社

・剣神社

楯井社    (たてい) (tatei no) yashiro

・楯井神社趾〈熊野大社の境内 伊邪那美神社に合祀 楯井神社の旧鎮座地〉

・〈熊野大社の境内 伊邪那美神社に合祀〉楯井神社

速玉社    (はやたま) (hayatama no) yashiro

・速玉神社趾〈熊野大社 境内 伊邪那美神社に合祀の速玉神社の旧鎮座地(熊野大社上宮の境内)〉

・〈熊野大社の境内 伊邪那美神社に合祀〉速玉神社

石坂社    (いわさか) (iwasaka no) yashiro

・磐坂神社

佐久佐社   (さくさ) (sakusa no) yashiro

・六所神社

・八重垣神社

多加比社   (たかひ) (takahi no) yashiro

・鷹日神社

山代社    (やましろ) (yamashiro no) yashiro

・山代神社

・大山代神社

調屋社    (つきや) (tsukiya no) yashiro

・筑陽神社

同社     (おなじき)(onajiki no) yashiro

・〈筑陽神社に合祀〉波夜都武自和氣神社

スポンサーリンク

『出雲國風土記(Izumo no kuni Fudoki)に所載の神名帳(Jimmeicho)』に戻る

おすすめ記事

1

世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」のクライテリア(iii)として「古代から今日に至るまで山岳信仰の伝統を鼓舞し続けてきた 頂上への登拝と山麓の霊地への巡礼を通じて 巡礼者はそこを居処とする神仏の霊能を我が身に吹き込むことを願った」と記されます

2

出雲國(izumo no kuni)は「神の國」であり 『出雲國風土記〈733年編纂〉』の各郡の条には「〇〇郡 神社」として 神祇官の所在する社〈官社〉と神祇官の不在の社を合計399社について 神社名の記載があります 『出雲國風土記 神名帳』の役割を果たしていて 当時の出雲國の神社の所在を伝えています

3

大国主神(おほくにぬしのかみ)が 坐(ましま)す 古代出雲の神代の舞台へ行ってみたい 降積った時を振り払うように 神話をリアルに感じたい そんな私たちの願いは ”時の架け橋” があれば 叶うでしょう 『古事記(こじき)』〈和銅5年(712)編纂〉に登場する神話の舞台は 現在の神社などに埋もれています それでは ご一緒に 神話を掘り起こしましょう

4

出雲国造神賀詞(いずものくにのみやつこのかんよごと)は 律令体制下での大和朝廷に於いて 出雲国造が 新たにその任に就いた時や 遷都など国家の慶事にあたって 朝廷で 奏上する寿詞(ほぎごと・よごと)とされ 天皇(すめらみこと)も行幸されたと伝わっています

5

出雲国造(いつものくにのみやつこ)は その始祖を 天照大御神の御子神〈天穂日命(あめのほひのみこと)〉として 同じく 天照大御神の御子神〈天忍穂耳命(あめのほひのみこと)〉を始祖とする天皇家と同様の始祖ルーツを持ってる神代より続く家柄です 出雲の地で 大国主命(おほくにぬしのみこと)の御魂を代々に渡り 守り続けています

6

宇佐八幡宮五所別宮(usa hachimangu gosho betsugu)は 朝廷からも厚く崇敬を受けていました 九州の大分宮(福岡県)・千栗宮(佐賀県)・藤崎宮(熊本県)・新田宮(鹿児島県)・正八幡(鹿児島県)の五つの八幡宮を云います

7

行幸会は 宇佐八幡とかかわりが深い八ケ社の霊場を巡幸する行事です 天平神護元年(765)の神託(shintaku)で 4年に一度 その後6年(卯と酉の年)に一度 斎行することを宣っています 鎌倉時代まで継続した後 1616年 中津藩主 細川忠興公により再興されましたが その後 中断しています 

8

對馬嶋(つしまのしま)の式内社とは 平安時代中期〈927年12月〉に朝廷により編纂された『延喜式神名帳』に所載されている 対馬〈対島〉の29座(大6座・小23座)の神社のことです 九州の式内社では最多の所載数になります 對馬嶋29座の式内社の論社として 現在 67神社が候補として挙げられています

-出雲國風土記神名帳(izumo no kuni fudoki jinmeicho)
-,

error: Content is protected !!

Copyright© Shrine-heritager , 2024 All Rights Reserved.