山梨県

甲斐国 式内社 20座(大1座・小19座)について

甲斐国(かひのくに)の式内社とは 平安時代中期〈927年12月〉に朝廷により編纂された『延喜式神名帳(Engishiki Jimmeicho)』に所載される 甲斐国の 20座(大1座・小19座)の神社です

青沼浅間神社(甲府市)

青沼浅間神社は 社伝によれば「貞観7年 平安初期 西暦865年に山梨郡 稲門東青沼村 現在地に建立す」とあります 延喜元年(901年)成立の『日本三代実録(nihon sandai jitsuroku)』に記されている「山梨郡に祀られた浅間明神」とされています 『延喜式神名帳(engishiki jimmeicho)』(927年12月編纂)の論社でもあります

一宮浅間神社(市川三郷町)

一宮浅間神社は 地元の言い伝えによれば 貞観6年(864)に始まった富士山の大噴火の時に 浅間の神である 木花咲耶姫命が 現鎮座地の南方にある正体山に噴火の難を逃れるために遷ったのが始まりと伝わります 明治27年(1894)には 鳥居原狐塚古墳(市川三郷町大塚)から中国の呉の年号である赤烏元年(238年)の銘がある銅鏡「神獣鏡」1面が出土し奉納されました 国の重要文化財に指定(現在東京国立博物館展示)されています

河口浅間神社(富士河口湖町)

河口浅間神社は 貞観6年(864)に始まった富士山の大噴火(貞観の大噴火と呼ばれる)を鎮めるために 勅命により 甲斐国に浅間名神(Asama myojin)を祀ることになったのが創始とされています この大噴火では 富士山の北麓にあった広大な湖「剗の海(セノウミ)」の大半(現在の青木ヶ原樹海)が 溶岩で埋め尽くされて 西湖と精進湖が僅かに 現在に残ったとされています

浅間神社 (笛吹市)&山宮神社(旧鎮座地)

浅間神社は 社伝によれば 第11代 垂仁天皇8年(約2000年前)に山宮神社(現摂社)の地に3柱の神を祀り創始した 後に富士山の貞観大噴火の時に鎮火の神「木花開耶姫命(Konohana sakuyahime no mikoto)」1柱を現在地に遷座して創建〈貞観7年(865)〉されたとしています 国府も近く 甲斐國一之宮(Kai no kuni ichinomiya)とされいて『延喜式神名帳(Engishiki jimmeicho)』(927年12月編纂)所載社(名神大)の論社でもあります

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