對馬嶋 式内社 29座(大6座・小23座)について

對馬嶋(つしまのしま)の式内社とは 平安時代中期927年12月朝廷により編纂された『延喜式神名帳に所載されている 対馬〈対島〉の29座(大6座・小23座)の神社のことです 九州の式内社では最多の所載数になります 對馬嶋29座の式内社の論社として 現在 67神社が候補として挙げられています

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西海道〈九州〉に所載される式内社の数は(107座…大38・小69) 

對馬嶋(ツシマノシマ)『延喜式神名帳Engishiki Jimmeicho)』29座(大2座・小14座)について

筑前国 19座(大16座・小3座)
筑後国 4座(大2座・小2座)
豊前国 6座(大3座・小3座)
豊後国 6座(大1座・小5座)
肥前国 4座(大1座・小3座)
肥後国 4座(大1座・小3座)
日向国 4座(並小)
大隅国 5座(大1座・小4座)
薩摩国 2座(並小)
壱岐島 24座(大7座・小17座)
對馬嶋 29座(大6座・小23座)
計   107座

西海道の中で 対馬の式内社の所載数は 一番多く

對馬嶋(ツシマノシマ)29座(大6座・小23座)
壱岐島(イキノシマ) 24座(大7座・小17座)合わせると 53座で この2島で九州全体の過半数になります

大和朝廷〈中央の政治〉にとっては 我国から大陸への起点であり 政祭一致の時代には 大きな影響を与えた古代の占いの技術・亀卜(きぼく)も早くから伝わってい対馬は 古くからの 神々島として崇敬されていました

対馬は 南北に大きく2つの郡に分かれていましたので

対馬の式内社 29座(大2座・小14座)には 現在の論社は 67神社あります

上縣郡(カミツアカタ ノ コオリ)〈北部〉16座(大2座・小14座)
下縣郡(シモアカタ ノ コオリ) 〈南部〉13座(大4座・小9座)

平安時代中期〈927年12月〉に朝廷により編纂された『延喜式神名帳(Engishiki Jimmeicho)』に所載されている 對馬嶋の29座(大2座・小14座)の神社について それぞれの現在の論社をご紹介します

目次

上縣(カミツアカタ)郡 16座(大2座・小14座)の論社一覧

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和多都美神社(名神大)わたつみの かみのやしろ)

・和多都美神社(対馬 仁位)

・海神神社(対馬 木坂)

島大国魂神社しまおおくにたまの かみのやしろ)

・嶋大國魂御子神社(対馬 佐須奈)

・島大國魂神社(対馬 豊)

・那祖師神社・島大國魂神社・若宮神社(三社合祀)

・島大國魂神社(対馬 御岳)

能理刀神社のりとの かみの やしろ)

・能理刀神社(対馬 西泊)

・霹靂神社(対馬 浜久須)

天諸羽命神社あまのもろはのみことの かみのやしろ)

・天諸羽神社(対馬 佐護恵古)

・天諸羽神社(対馬 吉田)

・天諸羽神社(対馬 佐護深山)

・春日神社(対馬 佐護東里)

・天諸羽神社(対馬 一重)〈参考論社〉

天神多久頭多麻命神社あめのかみたくつまのみことの かみのやしろ)

・天神多久頭魂神社(対馬 佐護西里)

・天神神社(対馬 佐護北里)

・天神社〈小牧宿禰神社 境外末社〉

宇努刀神社うのと かみのやしろ)

・宇努刀神社(厳原八幡宮 境内社)

小枚宿祢命神社をひらすくねのみことの かみのやしろ)

・小牧宿禰神社(対馬 三根)

那須加美乃金子神社なすかみのかねこの かみのやしろ)

・那須加美乃金子神社(対馬 小鹿)

・那須加美乃金子神社(対馬 志多賀)

伊奈久比神社いなくひ かみのやしろ)

・伊奈久比神社(対馬 伊奈)

行相神社ゆきあいの かみのやしろ)

・行相神社(対馬 田)

・志多留能理刀神社(対馬 伊奈)

和多都美御子神社(貞・名神大)わたつみみこの かみのやしろ)

・和多都美御子神社(対馬 仁位)

・和多都美神社(対馬 仁位)

・胡禄神社(対馬 琴)

・海神神社(対馬 木坂)

胡禄神社(貞)ころくの かみのやしろ)

胡禄神社(対馬 琴)

・胡禄御子神社(対馬 琴)

・海神神社(対馬 木坂)

胡禄御子神社(貞)ころくみこの かみのやしろ)

・胡禄御子神社(対馬 琴)

・胡禄神社(対馬 琴)

・能理刀神社(対馬 芦見)

・海神神社(対馬 木坂)

島大国魂神御子神社(貞)しまおほくにたまのかみの みこの かみの やしろ)

・嶋大國魂御子神社(対馬 佐須奈)

・島御子神社(対馬 曽)

・国本神社(対馬 瀬田)

大島神社おほしまの かみのやしろ)

・和多都美神社(対馬 仁位)

・元嶋神社(対馬 唐洲)

・那祖師神社・島大國魂神社・若宮神社(三社合祀)

・島大國魂神社(対馬 豊)

波良波神社(貞)はらへの かみのやしろ)

・濱殿神社(対馬 仁位)

・波良波神社(和多都美神社 境内)

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下縣(シモアカタ) 13座(大4座・小9座)の論社一覧

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高御魂神社(名神大)たかみたま かみのやしろ)

・高御魂神社(対馬 豆酘)

銀山上神社しろかねこかみの かみのやしろ)

・銀山上神社(対馬 久根田舎)

・銀山神社(対馬 樫根)

雷命神社いかつちのみことの かみのやしろ)

・雷命神社(対馬 阿連)

・雷神社(対馬 豆酘)

和多都美神社(貞・名神大)わたつみの かみのやしろ)

・嚴原八幡宮神社(対馬  厳原)

・乙和多都美神社(対馬 久和)

多久頭神社たくつの かみのやしろ)

・多久頭魂神社(対馬 豆酘)

太祝詞神社(貞・名神大)ふとのひとの かみのやしろ)

・太祝詞神社(対馬 加志)

阿麻弖留神社あまてるの かみのやしろ)

・阿麻氐留神社(対馬 小船越)

住吉神社(名神大)(すみよしの かみのやしろ)

・住吉神社(対馬 鴨居瀬)

・鷄知住吉神社(対馬 鶏知)

和多都美神社わたつみの かみのやしろ)

・和多都美神社(鷄知住吉社 境内社)

・和多都美神社(対馬 仁位)

平神社(貞)たひらの かみのやしろ)

・平神社(厳原八幡宮 境内社)

敷島神社(貞)しきしまの かみのやしろ)

・敷島神社(対馬 加志)

・志賀島神社(対馬 鹿ノ島)

・住吉神社(対馬 東里)〈志賀明神合祀先〉

・志賀鼻休息所〈志賀明神跡〉(対馬 久田道)〈旧鎮座地〉

都都智神社(貞)つつちの かみのやしろ)

・都々地神社(対馬 久根田舎)〈銀山上神社 境内摂社〉

・都々智神社(対馬 今里)

・都々智神社(対馬 尾崎)

銀山神社(貞)かなやまの かみのやしろ)

・銀山神社(対馬 樫根)

・銀山上神社(対馬 久根田舎)

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世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」のクライテリア(iii)として「古代から今日に至るまで山岳信仰の伝統を鼓舞し続けてきた 頂上への登拝と山麓の霊地への巡礼を通じて 巡礼者はそこを居処とする神仏の霊能を我が身に吹き込むことを願った」と記されます

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宇佐八幡宮五所別宮(usa hachimangu gosho betsugu)は 朝廷からも厚く崇敬を受けていました 九州の大分宮(福岡県)・千栗宮(佐賀県)・藤崎宮(熊本県)・新田宮(鹿児島県)・正八幡(鹿児島県)の五つの八幡宮を云います

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行幸会は 宇佐八幡とかかわりが深い八ケ社の霊場を巡幸する行事です 天平神護元年(765)の神託(shintaku)で 4年に一度 その後6年(卯と酉の年)に一度 斎行することを宣っています 鎌倉時代まで継続した後 1616年 中津藩主 細川忠興公により再興されましたが その後 中断しています 

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對馬嶋(つしまのしま)の式内社とは 平安時代中期〈927年12月〉に朝廷により編纂された『延喜式神名帳』に所載されている 対馬〈対島〉の29座(大6座・小23座)の神社のことです 九州の式内社では最多の所載数になります 對馬嶋29座の式内社の論社として 現在 67神社が候補として挙げられています

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