延喜式神名帳
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宇留布神社(松江市八雲町)
宇留布神社(うるふじんじゃ)は 往時は 宇留布山(現在の室山)の山麓に鎮座し 社殿広大にして 宇留布山一円が社山であったと伝わります 現在は『出雲國風土記(izumo no kuni fudoki)』に所載のある「宇流布社」「支布佐社」「國原社」の3つの社が合祀されています
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市原神社(東出雲町揖屋)
市原神社(いちはらじんじゃ)は 明治期に揖夜神社 境内末社となり遷座します しかし 里人は 信仰を残し 祠には「大山祇神(oyamazumi no kami)」を祀り続けます 正式には昭和30年代(1955~1964)に元々の鎮座地(現在地)に戻ります 現在は揖夜神社の境外末社となっています
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揖夜神社(東出雲町揖屋)
揖夜神社(いやじんじゃ)は 古来から朝廷の御崇敬が厚く『出雲國風土記』には「伊布夜社(ifuya no)yashiro」と記されていて「伊弉冉命」など4柱の神を祀ります・『古事記』の「黄泉(あの世)の国」と 現世の境界の地「黄泉比良坂」を護ります
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鬼神神社(奥出雲町大呂)
鬼神神社(おにかみじんじゃ)は 「素盞嗚尊(susanoo no mikoto)」と その御子「五十猛命(isotakeru no mikoto)」を祀ります 裏手の御神体山「船燈山」には「鬼神の御陵」があり・里人はヤマタノオロチの怨霊を鎮める「龍燈(ryu to)(頭)祭」を今でも続けます
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多伎藝神社(出雲市多伎町)
多伎藝神社(たききじんじゃ)は 黄泉の国の雷神を追い払った「桃の実」の神「大迦牟豆美命(okamuzumi no mikoto)」(雷避けの神)と 所造天下大神の御子神「多伎吉比賣命(takiki hime no mikoto)」を祀ります
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能呂志神社(出雲市野石谷町)
能呂志神社(のろしじんじゃ)は 陸地深い静寂の谷にある「海苔石(のりいし)」と呼ばれる 不思議な石があります 「冬に至り 海中に海苔の生ずる時 谷にはかならず この石にも海苔生ず 海苔に似て 海辺の海苔が終わる時分は この海苔も又枯れ失う」という伝承を持つこの石から名付けられた「海苔石谷」に鎮まります 「六所明神」とも云われ6柱の神が祀られて坐ます
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大井神社(松江市鹿島町)
大井神社(おおいじんじゃ)は 大井乃神(oi no kami)と水罔象女神(mitsuha no me no kami)を祀ります 式内社の論社として里人に守られるお社です
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法吉神社(松江市)
法吉神社(ほっきじんじゃ)は 大穴牟遅神を救われた 貝の女神「宇武加比比売命(うむかいひめのみこと)」が 法吉鳥(uguisu)に変身して この郷に飛んでこられ お静かに鎮座されましたので 法吉(hohoki)と呼ぶと伝わります
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熊野大社・上の宮跡(松江市)
熊野大社・上の宮跡(くまのたいしゃ かみのみや あと)は 御笠山(mikasa yama)の山頂に「熊野山の元宮の遥拝所」があり 明治期までは 熊野大社「上の宮(kaminomiya)」とされていました
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伊邪那美神社(熊野大社・摂社)
伊邪那美神社(いざなみじんじゃ)〈熊野大社・摂社〉は 素戔嗚尊(susanoo no mikoto)の御母神「伊邪那美命(izanami no mikoto)」が お祀りされています・式内社6社が合祀されて坐ます
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稲田神社(熊野大社・境内摂社)
稲田神社(いなだ じんじゃ)〈熊野大社・境内摂社〉は 素戔嗚尊(susanoo no mikoto)が 結納として櫛(kushi)をお与えになられた御后神「奇稲田姫命(kushi inadahime no mikoto)」を祀ります
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熊野大社(松江市)【後編】
熊野大社(くまのたいしゃ)は 「日本火出初社(hinomoto hidezome no yashiro)」とされていて 火の発祥の神社です 神代から出雲國を守り続ける「出雲國一の宮」です
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熊野大社(松江市)【前編】
熊野大社(くまのたいしゃ)は 「日本火出初社(hinomoto hidezome no yashiro)」とされていて 火の発祥の神社です 神代から出雲國を守り続ける「出雲國一の宮」です
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尾留大明神(雲南市)
尾留大明神(おとめだいみょうじん)は 八岐大蛇(yamata no orochi)の”尻尾を斬り留め””その尾を割って”中から「三種の神器の一つ天叢雲剱」(草薙剣)が取り出された場所であるとの由緒を持ちます
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御代神社(雲南市)
御代神社(みしろじんじゃ)は 八岐大蛇(yamata no orochi)の”尻尾を斬り留め””その尾を割って”中から「三種の神器の一つ天叢雲剱」(草薙剣)が取り出された場所とされるのが 旧鎮座地の「尾留大明神」です
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朝山神社(出雲市)
朝山神社(あさやまじんじゃ)は 「容姿端正 淑徳玉の如く」であったと伝わる女神「真玉着玉邑姫命」が坐ます・大穴持命(onamuchi no mikoto)が毎朝通いましたので「朝山」というと伝わります
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因佐神社(出雲市)
因佐神社(いなさのかみのやしろ)は 『記紀神話』 "国譲り" の舞台 稲佐の浜に鎮座します 天津神が 大国主命との国譲りの交渉に 使者としてお遣わしになられた「鹿嶋の神」建御雷神(takemikazuchi no kami)が祀られています
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大穴持伊那西波岐神社(出雲市大社町鷺浦 )
大穴持伊那西波岐神社(おおなもちいなせはぎのかみのやしろ)は 美しい鷺浦に鎮座します 御祭神は『記紀神話』の国譲りの段で 天照皇大神の勅を奉じて 使者の役目をなされた「稲背脛命(inasehagi no mikoto)」が祀られています
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阿須伎神社(出雲市)
阿須伎神社(あずきのかみのやしろ)は 由緒ある神社です 御祭神は 大国主大神と宗像の女神「多紀理比売命」との間にお生まれになりました長男神にして 別名を「迦毛大御神(kamo no oomikami)」と呼ばれる貴い国つ神を祀ります
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大穴持御子玉江神社(出雲市)
大穴持御子玉江神社(おおなもちみこのたまえのかみのやしろ)は 通称名(乙見社 otomi no yashiro)と呼ばれます 御祭神は 大国主大神と宗像の女神「多紀理比売命」との間にお生まれになりました気高き貴き姫神「高比売命(takahime no mikoto)」が坐ます