延喜式神名帳
-
羽豆神社(南知多町師崎明神山)〈日本武尊の東征の副将軍 尾張水軍の大将軍を祀る〉
羽豆神社(はずじんじゃ)は 尾張氏の祖神「建稲種命(take inatane no mikoto)」が祀られています 1900年前 強大な尾張水軍を統率し 日本武尊(yamatotakeru no mikoto)の東征を勝利に導いた将軍「幡頭(hata gashira)の神」です
-
神魂伊能知奴志神社(出雲市)【前編】
神魂伊能知奴志神社(かみむすび いのちぬし の かみのやしろ)は 『記紀神話』の「天地開闢(てんちかいびゃく)」の時 もともとは混沌として一つであった天と地が 初めて分かれました その時 高天原に 生まれた神「神皇産霊神(kami musubi no kami)」を祀る古社です
-
男神社(泉南市)& 元宮「浜宮(hamamiya)」
男神社(おのじんじゃ)は 2000年以上も昔 「絶望の淵で おたけび をあげた皇子」初代天皇の兄「彦五瀬命(hikoitsuse no mikoto)」の御魂を祀る神社で「おたけびの宮(otakebi no miya)」と伝わります
-
田島神社(唐津市呼子町)
田島神社(たじまじんじゃ)は 遣隋使(kenzuishi)や遣唐使(kentoshi)が 大陸に渡る前に祈りを捧げて 旅立ちをした 大陸へ渡る海の道を持ちます 福岡県の「宗像大社」にも匹敵する備前國最古の社と伝わり 御祭神も同じ「道主貴(michinushi no muchi)」を祀ります
-
副川神社(八郎潟町浦大町字小坂)〈最北の延喜式内社〉
副川神社(そえがわじんじゃ)は 秋田の八郎潟に鎮座します 大和朝廷の延喜の制では官社とされる 「延喜式神名帳engishiki jimmeicho」(927年12月完成)所載の神社で 最北端の式内社とされています つまり当時の大和朝廷勢力の北限にあたります
-
伊弉諾神宮(淡路市多賀)〈淡路幽宮・淡路國一之宮〉
伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)は 『記紀神話』の日本創成で 伊弉諾尊と伊弉冉尊が 日本の国土開拓に着手された時 「天沼矛から滴るしずく」で 最初に造り上げた島「淡路島(awaji shima)」に鎮座します 御祭神は 「国生み神話の地」にふさわしい「伊弉諾尊と伊弉冉尊」で神代のロマンを感じます
-
大宮氷川神社(さいたま市大宮区高鼻町)〈武藏國一之宮〉
大宮氷川神社(おおみや ひかわじんじゃ)は およそ2400年前から遷座せずにこの地に鎮座する勝運に添える太古の社です 古代 出雲族がこの地に移住して創建した神社です 現在の「大宮」(埼玉県)の地名は 「大いなる宮居」と氷川神社を称えたことに由来していると云われます