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稲羽の八上比売(やがみひめ)と大穴牟遅神(おほなむじのかみ)の御子神
大穴牟遅神(おほなむじのかみ)は 婚約していた 稻羽(いなば)の八上比売(やがみひめ)を出雲へと率いて来られた しかし〈八上比売は〉正妻 須勢理毘売(すせりびめ)を恐れて 生まれた子供を木の股に挟んで〈木俣神(きのまたのかみ)〉〈稲羽へ〉引き返されました
・御井神社(斐川町直江)《主》木俣神 (大国主神の御子神)
『古事記』神話には
「〈八上比売〉は 鏑妻(かひめ)〈正妻〉須勢理毘売(すせりびめ)を恐れて 生まれた子供を木の股に挟んで 引き返されました
故に その子は 木俣神(きのまたのかみ) 亦名(またのな)は 御井神(みいのかみ)とも申す」と記されます
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『古事記(Kojiki)〈和銅5年(712)編纂〉』 に記される伝承
【抜粋意訳】
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かの 八上比売(やがみひめ)は あの時の約束どおり 夫婦となられました
〈大穴牟遅神〉その 八上比売 を〈出雲に〉率いて来られた
しかし〈八上比売〉は 鏑妻(かひめ)〈正妻〉須勢理毘売(すせりびめ)を恐れて 生まれた子供を木の股に挟んで 引き返されました
故に その子は 木俣神(きのまたのかみ) 亦名(またのな)は 御井神(みいのかみ)とも申される
【原文参照】
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『古事記』選者:太安万侶/刊本 明治03年 校訂者:長瀬真幸 国立公文書館デジタルアーカイブhttps://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/listPhoto?LANG=default&BID=F1000000000000047416&ID=&TYPE=&NO=画像利用
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⑧八千矛神(やちほこのかみ)の妻問い〈沼河比賣(ぬなかわひめ)〉 に進む
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