出雲國風土記神名帳

玉作湯神社(松江市玉湯町玉造)【前編】

玉作湯神社(たまつくりゆじんじゃ)は その名のとおり 古代から勾玉や各種玉類の一大生産地で 且つ・1300年を遡る「神の湯・美肌の湯」といわれる玉造温泉の地に鎮座しています 御祭神は・玉作の神「櫛明玉神( kushi akarutama no kami)」・温泉の神「大名持神(onamochi no kami) 少毘古那神(sukunahikona no kami)の2柱の神」を祀ります

布自奈大穴持神社・布自奈神社(玉湯町布志名)

布自奈大穴持神社(ふじなおおあなもちじんじゃ)・布自奈神社(ふじなじんじゃ)は 『出雲國風土記』所載の神社「布自奈社(fujina no) yashiro」と「同布自奈社(onajiki fujina no) yashiro」の2つの社が 本殿と境内社に分かれて それぞれ鎮座しています 長い年月の間に どちらが本来の「布自奈社」・「同布自奈社」であったかの諸説があり 今となっては 新たな実証が出るまでは判別はできないのでしょう

田面神社(伯太町安田)

田面神社は 「たのも」と発音しますが 「田面」の文字は「たづら」とも読み 字の通り「水田の表面」の意味です この地は 現在も辺り一面に 豊かな水が 太古から変わぬ景色をつくります 里人によって守られている「田面」には 太陽が輝き映ります 御祭神は 美しき太陽の巫女神「大日霊貴(oho hirume muchi)」が祀られて 広がる水田地帯の「田面」を照らします

筑陽神社(東出雲町下意東)

筑陽神社(ちくようじんじゃ)は 遠い神代に 事代主命がこの地で漁をされました時に 筑陽川の源流がある萩山より吹き下ろす風を鎮めようと「速飄別命(はやつむじわけのみこと)」を祀られたと伝わります この例えは 地上と天上を繋げる竜巻のように言われる「つむじ風」の神 なのでしょうか?

市穂神社(東出雲町上意東)

市穂神社(いちほじんじゃ)は 「かわもとさん」と呼ばれ 筑陽川の源流 上意東に鎮座します 御祭神は「水罔女命(mizuha no me no mikoto)」を祀ります 「亀趺(ki fu)」の台座に弘化年間(1845~1848)と刻まれた立派な石灯篭の先には 石段と狛犬と続き 社殿が坐ます 境内の樹木と相まって実に趣のある様相の神社です

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