西海道に鎮座する 107座『延喜式神名帳』の所載一覧

『延喜式神名帳(engishiki jimmyocho)』は 延長5年(927年)に編纂されました
当時の「全国の官社」(祈年祭(毎年2月)に神祇官から幣帛を受ける神社)の一覧表が所載されています 

大分類は 当時の行政区分ごと
 「宮中・京中」「畿内」
 「七道(東海道・東山道・北陸道・山陰道・山陽道・南海道・西海道)」
中分類は 国 別(現在の県に近い分類)
小分類は 郡 別(現在の市町村に近い分類)
詳 細は 神社別 に網羅され記されています

このページは
「西海道」に鎮座する(107座…大38・小69)神社の一覧表です

筑前国 19座(大16座・小3座)

宗像郡 4座(並大)

宗像神社 三座(並名神大)

・宗像大社 沖津宮(沖之島)〈一般参拝は不可〉

・宗像大社 中津宮(宗像市大島)

・宗像大社 辺津宮(宗像市田島)

織幡神社(名神大)

・織幡神社(宗像市鐘崎)

那珂郡 4座(並大)

八幡大菩薩 筥埼宮(名神大)

・筥崎宮の旧鎮座地 元宮とされる 大分八幡宮

・筥崎宮

住吉神社 三座(並名神大)

・住吉神社(博多区住吉)

・若久住吉神社(福岡市南区)

・現人神社(那珂川市)

糟屋郡 3座(並大)

志加海神社三座(並名神大)

・志賀海神社 沖津宮(志賀島 勝馬)

・志賀海神社 中津宮(志賀島 勝馬)

・志賀海神社(志賀島)

怡土郡 1座(小)

志登神社

・志登神社(糸島市志登)

御笠郡 2座(並大)

筑紫神社(名神大)

・筑紫神社(筑紫野市原田)

竃門神社(貞・名神大)

・竈門神社 上宮(筑紫野市大石)

・宝満宮 竈門神社(太宰府市内山)

・山家宝満宮(筑紫野市山家)

上座郡 1座(小)

麻弖良布神社

・麻氐良布神社 奥宮(朝倉市杷木志波)

・麻氐良布神社 下宮(朝倉市杷木志波)

下座郡 3座(並大)

美奈宜神社三座(並名神大)

・美奈宜神社(朝倉市林田)

・美奈宜神社(朝倉市荷原)

夜須郡 1座(小)

於保奈牟智神社

・大己貴神社 (筑前町弥永)

スポンサーリンク

筑後国 4座(大2座・小2座)

三井郡 3座(大2座・小1座)

高良玉垂命神社(名神大)

・高良大社(久留米市)

伊勢天照御祖神社

・伊勢天照御祖神社(久留米市御井町)〈高良大社 参道に鎮座〉

・伊勢天照御祖神社〈大石神社〉(久留米市大石町)

豊比咩神社(貞・名神大)

・豊姫神社〈天満宮境内〉(久留米市)

・豊比咩神社(久留米市北野町)

・赤司八幡宮(久留米市北野町)

・高良大社(久留米市)に合祀

御原郡 1座(小)

御勢大霊石神社

・御勢大霊石神社(小郡市大保)

スポンサーリンク

豊前国 6座(大3座・小3座)

宇佐郡 3座(並大)

八幡大菩薩宇佐宮(名神大)

・宇佐神宮

比売神社(名神大)

・宇佐神宮(比売大神)の旧鎮座地 奥宮とされる 大元神社

・宇佐神宮

大帯姫廟神社(名神大)

・宇佐神宮

田川郡 3座(並小)

辛国息長大姫大目命神社(貞)

・香春神社(香春町香春)

忍骨命神社

・香春神社(香春町香春)

英彦山神宮添田町 英彦山

豊比咩神社(貞)

・香春神社(香春町香春)

・古宮八幡宮(香春町採銅所)〈香春神社の元鎮座地 古宮〉

・阿曽隈社(香春町採銅所)〈古宮八幡宮の元宮〉

スポンサーリンク

豊後国 6座(大1座・小5座)

直入郡 1座(小)

建男霜凝日子神社

・建男霜凝日子神社 上宮(祖母山 山頂)

・健男霜凝日子神社 下宮(竹田市神原)

一緒に読む
健男霜凝日子神社 下宮(竹田市神原)

健男霜凝日子神社 下宮は 上宮が鎮座する「祖母山(ソボサン)山頂」と対面する山の南面の中腹に鎮座しています 参拝には 山麓から約240段の石段を上ります すると山肌に巨大な岩窟があり その岩窟中に社殿が建っています 第36代 孝徳天皇 白雉2年(650)当所に社殿を建立し 下宮と称し遥拝所とされたと伝わります 延喜式内社の論社です

続きを見る

・健男霜凝日子神社 里宮〈神幸所〉(竹田市神原)

一緒に読む
健男霜凝日子神社 里宮〈神幸所〉(竹田市神原)

健男霜凝日子神社 里宮〈神幸所〉は もともとは 祖母山の神・山頂の上宮・遥拝所の下宮・穴森神社の神幸所でした 國幣小社への昇格の為 昭和9年(1934)相応規模の社殿が建築され とても立派な里宮の形式をとっています 終戦により計画は中断し 神幸所として現用されています

続きを見る

・穴森神社(竹田市神原)

一緒に読む
穴森神社(竹田市神原)

穴森神社は かつて神池があり 姥嶽大明神(祖母山)の化身である大蛇が住んでいたとされます その池底にあった岩窟をご神体としています この岩窟からは 元禄16年(1703)に大蛇の骨が発見されたので 宝永2年(1705)藩命で現在の岩穴に神体として祀ったと伝わります 『平家物語』には 大蛇は岩窟〈穴森神社〉に住んでいて 姥嶽大明神(大蛇)と華御本姫(はなのおもとひめ)との神婚伝説(神と人との婚姻説)が記されています 

続きを見る

大分郡 1座(大)

西寒多神社(延・大)

・西寒多神社(大分市寒田)

一緒に読む
西寒多神社(大分市寒田)

西寒多神社は 社伝によれば 第15代 応神天皇の勅命により 応神天皇9年(278)4月 西寒多山(本宮山)に 祠を建立したとされています その後 応永15年(1408)3月 南北朝~室町時代に守護大名 大友親世公により現在地に遷座されました 豊後国一之宮として信仰されています

続きを見る

・本宮神社(大分市上判田)〈西寒多神社 奥宮〉

・西寒田神社(臼杵市野津町)

・西寒多神社(豊後大野市犬飼町)

速見郡 3座(並小)

宇奈岐日女神社

・宇奈岐日女神社(由布市湯布院町)

火男火売神社二座(貞)

・火男火売神社 下宮(別府市火売)

・火男火売神社 中宮(別府市南立石)

・火男火売神社 上宮〈御岳権現社〉

海部郡 1座(小)

早吸日女神社

・早吸日女神社(大分市佐賀関)

スポンサーリンク

肥前国 4座(大1座・小3座)

松浦郡 2座(大1座・小1座)

田島坐神社(名神大)

田島神社(唐津市)

志志伎神社(貞)

・志々伎神社(平戸市野子町)

・志々伎神社 沖都宮(平戸市野子町)

志々伎神社 上宮(平戸市野子町)

・志々伎神社 中宮跡(平戸市野子町)

・志々伎神社 邊都宮 下宮跡

基肄郡 1座(小)

荒穂神社

・荒穂神社(基山町宮浦)

・タマタマ石(麗々石・玉々石・霊々石)基山の山頂〈荒穂神社 旧鎮座地〉

佐嘉郡 1座(小)

与止日女神社

・與止日女神社(佐賀市大和町)

肥後国 4座(大1座・小3座)

阿蘇郡 3座(大1座・小2座)

健磐竜命神社(名神大)

・阿蘇神社(阿蘇市)

・阿蘇山上神社(阿蘇市黒川)

阿蘇比咩神社(貞)

・阿蘇神社(阿蘇市)

国造神社(貞)

・国造神社(阿蘇市)

玉名郡 1座(小)

疋野神社(貞)

・疋野神社(玉名市立願寺)

日向国 4座(並小)

児湯郡 2座(並小)

都農神社(貞)

・都農神社(都農町)

都万神社(貞)

・都萬神社(西都市)

宮埼郡 1座(小)

江田神社(貞)

・江田神社(宮崎市阿波岐原町)

諸県郡 1座(小)

霧島神社(貞)

・霧島岑神社(小林市細野)

・東霧島神社(都城市高崎町)

・霧島東神社(高原町祓川)

・霧島神宮(霧島市霧島田口)

・霧島神宮 古宮祭祀跡(霧島市霧島田口)

大隅国 5座(大1座・小4座)

薩摩国 2座(並小)

穎娃郡 1座(小)

枚聞神社

・枚聞神社(指宿市開聞十町)

出水郡 1座(小)

加紫久利神社

・加紫久利神社(出水市下鯖町)

壱岐島 24座(大7座・小17座)

壱伎郡 12座(大4座・小8座)

水神社

・水神社(壱岐市勝本町布気触)

阿多弥神社

・阿多彌神社(壱岐市勝本町立石東触)

・熊野神社(壱岐市勝本町立石南触)

住吉神社(名神大)

・住吉神社(壱岐市芦辺町住吉東触)

兵主神社(名神大)

・兵主神社(壱岐市芦辺町深江本村触)

・本宮八幡神社(壱岐市勝本町本宮西触)

月読神社(名神大)

・月讀神社(壱岐市芦辺町国分東触)

・箱崎八幡神社(壱岐市芦辺町箱崎釘ノ尾触)

・男嶽神社(壱岐市芦辺町箱崎本村触)

国片主神社

・國片主神社(壱岐市芦辺町)

高御祖神社

・高御祖神社(壱岐市芦辺町諸吉仲触)

手長比売神社

・手長比賣神社(壱岐市勝本町)

・聖母宮(壱岐市勝本町)

・天手長比売神社跡(壱岐市郷ノ浦町)

・國片主神社(壱岐市芦辺町)

佐肆布都神社

・佐肆布都神社〈旧 鎮座地〉(壱岐市勝本町)

・中津神社(壱岐市勝本町)に合祀

同 佐肆布都神社

・佐肆布都神社(壱岐市芦辺町箱崎大左右触)

中津神社(貞・名神大)

・聖母宮(壱岐市勝本町)

・中津神社(壱岐市勝本町)

角上神社(貞)

・角上神社(壱岐市石田町湯岳射手吉触)

・覩上神社(壱岐市芦辺町湯岳本村触)

石田郡 12座(大3座・小9座)

天手長男神社(名神大)

・天手長男神社(壱岐市郷ノ浦町)

・興神社(壱岐市芦辺町)

天手長比売神社(名神大)

・天手長男神社(壱岐市郷ノ浦町)

・天手長比売神社跡(壱岐市郷ノ浦町)

・國片主神社(壱岐市芦辺町)

弥佐支刀神社

・彌佐支刀神社(壱岐市郷ノ浦町大原触)

・比賣神社(壱岐市芦辺町深江鶴亀触)

国津神社

・國津神社(壱岐市郷ノ浦町)

・津之宮神社(壱岐市石田町池田西触)

海神社(大)

・海神社(壱岐市石田町筒城西触)

・白沙八幡神社(壱岐市石田町筒城仲触)

津神社

・津神社(壱岐市郷ノ浦町牛方触)

・國津神社(壱岐市郷ノ浦町)

・津之宮神社(壱岐市石田町池田西触)

与神社

・興神社(壱岐市芦辺町)


・深江神社(壱岐市芦辺町)

大国玉神社

・大國玉神社(壱岐市郷ノ浦町大原触)

尓自神社

・爾自神社(壱岐市郷ノ浦町有安触)

見上神社

・見上神社(壱岐市郷ノ浦町若松触)

国津意加美神社

・國津意加美神社(壱岐市郷ノ浦町本村触)

物部布都神社(貞)

・天手長男神社(壱岐市郷ノ浦町)に合祀

・國津神社(壱岐市郷ノ浦町)

對馬嶋 29座(大6座・小23座)

おすすめ記事

1

宇佐八幡宮五所別宮(usa hachimangu gosho betsugu)は 朝廷からも厚く崇敬を受けていました 九州の大分宮(福岡県)・千栗宮(佐賀県)・藤崎宮(熊本県)・新田宮(鹿児島県)・正八幡(鹿児島県)の五つの八幡宮を云います

2

行幸会は 宇佐八幡とかかわりが深い八ケ社の霊場を巡幸する行事です 天平神護元年(765)の神託(shintaku)で 4年に一度 その後6年(卯と酉の年)に一度 斎行することを宣っています 鎌倉時代まで継続した後 1616年 中津藩主 細川忠興公により再興されましたが その後 中断しています 

3

対馬の式内社とは 平安時代中期〈927年12月〉に朝廷により編纂された『延喜式神名帳(Engishiki Jimmeicho)』に所載されている 對馬嶋の29座(大6座・小23座)の神社のことです もちろん九州では最多の所載数になります 現在 この式内社29座の論社は 67神社となります

-延喜式神名帳(Engishiki Jimmeicho)
-

Copyright© shrine-heritager , 2022 All Rights Reserved.