実践和學 Cultural Japan heritage

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春日大社(奈良市春日野町)・摂社・末社

春日大社(奈良市春日野町)の・摂社・末社について 記載しています 

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本社 春日大社(奈良市春日野町)の記事もご覧下さい

御巫祭神
春日大社(奈良市春日野町)

春日大社(かすがたいしゃ)は 社記によると 神護景雲二年(768)・武甕槌命〈常陸国 鹿島神宮〉・経津主命〈下総国 香取神宮〉・天児屋根命〈河内国 枚岡神社〉・比売神〈河内国 枚岡神社〉を併せ 御蓋山(みかさやま)麓に四殿の社殿を造営し 四座が鎮座して 春日大社が創建されたと伝えています

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【境内社 (Other deities within the precincts)】

《境内図》

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1.《御蓋山(みかさやま)の禁足地に鎮座する本宮神社

摂社本宮神社

《主》武甕槌命、経津主命、天児屋根命式内社 御蓋山の山頂武甕槌命が祀られていた場所に鎮座〉【頂きに鎮座する摂社・本宮神社は 通常 神職でさえ例祭(十一月九日のみ入れる聖域

式内社 大和日向神社(鍬靫)(おほやまと ひむかの かみのやしろ)

・本宮神社(奈良市春日野町)〈春日大社 境内摂社 一般参拝不可〉

本宮神社遙拝所 (ほんぐうじんじゃようはいしょ)

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摂社 本宮神社遙拝所 (ほんぐうじんじゃようはいしょ)

祭御神
武甕槌命(たけみかづちのみこと)様
経津主命(ふつぬしのみこと)様
天児屋根命(あめのこやねのみこと)様

御例祭 十一月九日
御神徳 御蓋山(みかさやま)は太古の昔より霊山と崇められる神奈備(神様が御鎮まりになる所)で、神護景雲二年(七六八)御本社第一殿の御祭神である武甕槌命様が白鹿の背に御乗りになり、頂上の浮雲峰に天降られた神蹟である。

毎月一日にはこの所に神饌を供し、頂上の本宮神社を遥拝する。

現地立札より

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2.《本殿横 東廻廊の外》

御蓋山浮雲峰遙拝所 (みかさやまうきぐものみねようはいじょ)

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御蓋山浮雲峰遙拝所

奈良時代の初め平城京守護のため武甕槌命様が白鹿の背にお乗りになり天降られた神蹟、御蓋山頂上浮雲峰遙拝所

神護景雲二年(七六八)に御本殿が創建される以前に鹿島、香取、枚岡の神々様が御鎮まりになる神奈備として崇められ現在も禁足地として入山が厳しく制限されている。
この遥拝所は浮雲峰から春日大社の御本殿を通り平城京大極殿まで続く神々様のお力が伝わる尾根線上にある。この尊い尾根線上から浮雲峰を遥拝ください

現地立札より

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3.《後殿(うしろどの)末社参拝所

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末社八雷神社《主》八雷大神
末社栗柄神社《主》火酢芹命
末社海本神社《主》大物主神
末社杉本神社《主》大山咋神
末社佐軍神社《主》布津之霊

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後殿 末社

八雷(はちらい)神社
御祭神 八雷大神(はちらいおおかみ)様
御例祭 四月十五日
御神徳 雷神様で、電気の力(電話・通信・電気)で人々に幸せをもたらす神様、雷除けの御霊験ごれいげんも高く電気関係者の信仰も篤い

栗柄(くりから)神社
御祭神 火酢芹命(ほすせりのみこと)
御例祭 四月十五日
御神徳 門戸(出入り口)を守る神様で除災の神様として信仰が篤い

海本(かいもと)神社
御祭神 大物主神(おおものぬしのかみ)
御例祭 四月二十五日
御神徳 水徳の神様で、五穀豊穣、食の安全を守る神様

杉本(すぎもと)神社
御祭神 大山咋神(おおやまくいのかみ)
御例祭 四月二十五日
御神徳 御祭神は山岳守護の神様であることから高層マンションで生活する人々や高層ビルで働く人等、建物の高層階で生活する人々の安全を守る神様と信仰されている

佐軍(さぐん)神社
御祭神 布都之霊大神(ふつのみたまのおおかみ)
御例祭 四月二十五日
御神徳 石上神宮の御祭神と御同神で、国土平定に偉大な霊験があったことにより、災禍を祓い悪因・悪縁を断ち切る神様である

後殿御門は明治維新以来長く閉ざされたままになっていましたが、第六十次式年造替を機に百四十年ぶりに開門することになりました。後殿にお鎮まりになる御社はこちらからお参りください。

現地案内板より

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4.《中門御廊の内》

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末社多賀神社

《主》伊弉諾命

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多賀神社

御祭神 伊弉諾命(いざなぎのみこと

例祭 四月二十二日
御神徳 生き物・生命の根源を司る神様で延命長寿の信仰が篤いまた東大寺の中興の祖 重源上人は多賀様の御神助によって平家の焼き討ちによって焼失した大仏殿を復興できた故事により、仕事の完遂をお導きになる神様としても信仰されている。

現地案内板より

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藤浪之屋 (ふじなみのや)

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燈籠再現

重要文化財 藤浪之屋

春日大社は燈籠が沢山あることで有名で、平安時代から現在まで奉納された燈籠はおよそ三千基にのぼります。春日の燈籠は数が多いだけではなく、歴史的な資料としても重要で現存する室町時代以前の燈籠の割以上が当社にあるといわれています。

 二月の節分、八月十四・十五日の年三回すべての燈籠に浄火を灯す春日万燈籠が行われています。この燈籠神事を感じて頂こうと江戸時代まで神職の詰所であった重要文化財の藤浪之屋を開放しました。由緒ある建物の中で燈籠の幽玄の美を感じてください

現地立札より

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御手洗川 (みたらしがわ)

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末社風宮神社

《主》級長津彦神、級長津姫神

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風宮(かぜのみや)神社

御祭神 級長津彦命(しなつひこのみこと)
    級長津姫命(しなつひめのみこと)

御例祭 九月一日
御神徳 生命を司り罪穢を清めるお祓いの神様(子授け)

御由緒 御祭神は風の神様で、息吹を司られることから生命神として、また人々が知らず知らずのうちに犯してしまう罪穢を風の如く吹き払い清めてくださる神様として信仰されている。また御殿の西脇には御祭神が風の力で集められた七種類の木が共生した「七種(なないろ)の寄木(やどりぎ)」があることから子授けの神様としても信仰されている。

現地立札より

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末社椿本神社

《主》角振神祭神は別名「隼の明神」

椿本(つばきもと)神社

御祭神 角振神(つのふりのかみ)
御例祭 五月二日
御神徳 魔物をいくださる神様

御由緒 鎌倉時代に成立した「春日権現験記」に関白藤原忠実公の御殿に忍び込んだ天狗法師(魔物)を御祭神の霊威によって追い払う話が見える。

古来魔物(天狗)退散除災の神様として信仰されている。
現地立札より

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末社手力雄神社
末社飛来天神社

手力雄神社《主》天手力雄神
飛来天神社《主》天御中主神

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5.《南廻廊の内》

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末社岩本神社

《主》表筒男命、中筒男命、底筒男命かつては住吉社

岩本(いわもと)神社

御祭神 表筒男命(うわつつおのみこと)様
    中筒男命(なかつつおのみこと)様
    底筒男命(そこつつおのみこと)様
御例祭 十二月十六日
御神徳 住吉明神神様をお祀りした受験合格 和歌の神様

現地立札より

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・大杉・柏槙(真柏)

本社大杉(ほんしゃおおすぎ)

樹高 23.0 m
周囲 7.94 m

このスギは、樹齢千年ともいわれ、鎌倉時代後期(1309)に描かれた絵巻物「春日権現験記(かすがごんげんけんき)」にその姿が描かれている。
 根本から西方に、直会殿(なおらいでん)の屋根を通して伸びる樹は、イブキ(ビャクシン)である。

春日大社

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末社辛榊神社

《主》白和幣

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末社青榊神社

《主》青和幣

辛榊(からさかき)神社

御祭神 白和幣(しろにぎて)
御例祭 五月二十五日
御神徳 交渉をおまとめくださる神様

青榊(あおさかき)神社

御祭神 青和幣あおにぎて)
御例祭 五月二十五日
御神徳 争いを解決に導く神様

現地立札より

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末社井栗神社
末社穴栗神社

井栗神社《主》高御産霊神〈式内社〉
穴栗神社《主》穴次神

井栗神社は 式内社 宇奈太理坐高御魂神社(大 月次 相嘗 新嘗)(うなたりにます たかみむすひの かみのやしろ)の論社

・井栗神社〈春日大社境内社〉(奈良市春日野町) 

一緒に読む
井栗神社・穴栗神社〈春日大社境内社〉(奈良市春日野町)

井栗神社(いぐりじんじゃ)・穴栗神社(あなぐりじんじゃ)は もとは奈良市横井町付近〈横井村〉に鎮座していた 井栗神社は 雨多利(ウタリ)と云う田畝にあり 式内社の宇奈太理坐高御魂(うなたりにますたかみむすひ)神社とされていました 保延元年(1135)八月三日 穴栗(穴吹)・井栗の二社を現在地の春日大社境内へ遷座したと伝わります

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・ 幣殿・舞殿 (へいでん・ぶでん)

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摂社榎本神社

《主》猿田彦大神式内社 当地の地主神中世までは祭神は巨勢姫明神

榎本神社は 式内社 春日神社(かすかの かみのやしろ)の論社

・榎本神社〈春日大社境内社〉(奈良市春日野町)

一緒に読む
榎本神社〈春日大社境内社〉(奈良市春日野町)

榎本神社(えのもとじんじゃ)は 春日大社の境内社で 本社廻廊の南西の角に鎮座します 式内社 春日神社(かすかの かみのやしろ)の論社です 春日大社が 現在地(春日野)に創建される以前からの 当地の地主神で 一時安倍山(現奈良県桜井市)にお遷りになったが 承平5年(935)再びこの場所へ御帰座になったと伝えられています

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6.《若宮十五社めぐり

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①・摂社若宮神社

《主》天押雲根命比売神の御子神

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・若宮の末社通合神社

《主》中臣祐房朝臣若宮神社の北

・若宮の末社手力雄神社

《主》天手力雄神若宮神社の南

十五社巡 第一番納札社

若宮(わかみや)

御祭神 天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)様
御神徳 知恵と生命の神様

現地立札より

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重要文化財
若宮神社本殿わかみやじんじゃほんでん一棟
 保延元年(1135)創建
若宮神社拝舎わかみやじんじゃはいのや一棟
 治承二年(1178)創建

 若宮の御祭神は長保五年(1003)に御出現あそばされ、保延元年(1135)現在の地に祀られる。国指定重要無形民俗文化財である「春日若宮おん祭」(十二月十七日)に際して、その一日のみ御旅所おたびしょにお渡りになる。
 鎌倉時代後期に描かれた絵巻物「春日権現験記かすがごんげんけんき(1309)にも現状と同種の建築物が描かれている。拝舎の屋根の後端は神楽殿かぐらでんと一体になっている。
春日大社

現地案内板

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・若宮の大楠 (おおくす)

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➁・末社三輪神社(一童神社)

三輪神社(一童神社)《主》少彦名命

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十五社巡 第二番納札社

一童神社(いちどうしゃ)〈三輪神社

御祭神 少彦名命(かくなひこなのみこと)様
御神徳 子供の成長をお守りくださる神様

現地立札より

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➂・末社兵主神社
④・末社南宮神社

兵主神社《主》大己貴命
南宮神社《主》金山彦神

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十五社巡 第三番納札社

兵主神社

御祭神 大己貴命
御神徳 延命長寿をお守りくださる神様

十五社巡 第四番納札社

南宮神社

御祭神 金山彦神
御神徳 財宝の神様

現地立札より

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➄・末社広瀬神社
・ 赤乳白乳両社遥拝所
⑥・末社葛城神社(橋社)

広瀬神社《主》倉稲魂神
葛城神社(懸橋社)《主》一言主神

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十五社巡 第五番納札社

広瀬神社

御祭神 倉稲魂神
御神徳 衣食住のかみさま

赤乳(あかち)白乳(しろち)両社遥拝所
ここから南に三キロ離れたところに末社 赤乳神社 白乳神社がご鎮座されており、古来より赤乳神社は女性の下半身白乳神社は上半身をお守りくださるご神徳がございます
赤乳白乳手描絵馬八百円

十五社巡 第六番納札社

橋社(かけはししゃ) 葛城(かつらぎ)神社

御祭神 一言主(ひとことぬしの)
御神徳 夢を叶えてくださる神様
現地立札より

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➆・末社三十八所神社

伊弉諾命、伊弉冊命、神日本磐余彦命若宮神社の(摂社)

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十五社巡 第七番納札社

三十八所神社(さんじゅうはっしょじんじゃ)

御祭神 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
    伊弉冊尊(いざなみのみこと)
    神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)
御神徳 夢を叶えてくださる神様
現地立札より

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⑧・末社佐良気神社

《主》蛭子神

十五社巡 第八番納札社

佐良気神社(さらけじんじゃ)

御祭神 蛭子ひるこの
御神徳 福運の神様
現地立札より

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➈・春日明神遥拝所

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十五社巡 第九番納札社

春日明神遥拝所(かすがみょうじんようはいしょ)

鎌倉時代にこの九個の石(居石 すえいし)から、明恵上人が春日大社本殿を遥拝されたという
(原文)明恵上人明神を拝し給ふ所と云・・・『春日大宮若宮御祭禮図』(寛保二年)より
現地立札より

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⑩・末社宗像神社

《主》市杵島姫命〈かつて空海が天河弁財天を勧請

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十五社巡 第十番納札社

宗像神社(むなかたじんじゃ)

御祭神 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)様
   (天河弁財天(あまかわべんざいてん)様)
御神徳 学問・芸能の神様
現地立札より

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・護摩壇

護摩壇(ごまだん)
弘法大師(空海上人)が護摩を焚いて祈願されたという

現地立札より

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⑪・摂社紀伊神社

《主》五十猛命、大屋津姫命、抓津姫命

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十五社巡 第十一番納札社

紀伊神社(きいじんじゃ)

御祭神 五十猛命(いたけるのみこと)
    大屋津姫命(おおやつひめのみこと)
    抓津姫命(つまつひめのみこと)
御神徳 新たな生気をいただく神様
現地立札より

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・龍王珠石

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龍王珠石(りゅうおうじゅせき)

この石群は善女龍王が尾玉を納められた所という

現地立札より

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⑫・伊勢神宮遥拝所

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十五社巡 第十二番納札社

伊勢神宮遥拝所(いせじんぐうようはいじょ)

天地の恵みに感謝する所
(原文)俗にはるかに伊勢大神宮を拝すと云
『春日大宮若宮御祭禮図』(寛保二年)より
現地立札より

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⑬・枚岡神社遥拝所

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十五社巡 第十三番納札社

枚岡神社遥拝所(ひらおかじんじゃようはいしょ)
延命長寿を祈願する所

(原文)はるかに かはちのくに ひらおかをはいするよし
『春日大宮若宮御祭禮図』(寛保二年)より
現地立札より

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⑭・末社金龍神社

《主》金龍大神〈別名「禁裡殿」

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十五社巡 第十四番納札社

金龍神社(きんりゅうじんじゃ)

御祭神 金龍大神(きんりゅうおおかみ)

御由緒
 今から七百年程前、鎌倉幕府の零落による世の乱れを嘆かれた後醍醐天皇は、倒幕を志されたが事半ばにして幕府に露見。天皇は難を逃れて笠置へ落ちさせられた。これが元弘元年(一三三一)八月二十五日の世にいう元弘の変である。
 この途次、天皇は春日社に潜幸され。一面の御鏡を奉安されて、天下泰平の御祈祷を遊ばされた。これが金龍神社の起りである。
 宮中(禁裡)の御鏡を奉安されたので禁裡殿とも申しあげる。

御神徳 開発・発達の神様

現地立札より

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末社夫婦大国社(大国神社)

《主》大国主命、須理姫命日本で唯一の大国主夫妻を祀る社

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十五社巡 第十五番納札社

夫婦大国社(めおとだいこくしゃ)

御祭神 大国主命(おおくにぬしのみこと)様
    理姫命(すせりひめのみこと)様
御神徳 夫婦円満 家内安全の神様
現地立札より

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7.《水谷九社(みずやきゅうしゃ)めぐり

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①・末社総宮神社

《主》伊勢神、春日神、八幡大神もとは興福寺五重塔の鎮守社

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一番総宮神社(そうぐうじんじゃ)

御祭神 伊勢・春日・八幡大神様 白山大神様 三光宮様 二上権現様 北向荒神様 窪弁財天様 睡大神様

御例祭 六月五日
御神徳 建築・家宅守護

住まいを授け、住む人への平安をお守りになる神様。建築・土木関係者の信仰も篤く、地鎮祭や引越しの際にお参りするとよい。

現地立札より

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➁・末社一言主神社

《主》一言主神もとは興福寺南円堂の鎮守社

二番 一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)

御祭神 一言主神様(ひとことぬしのかみさま)

御例祭 六月五日
御神徳 一願成就

一言信仰の御霊験高く、一事を真剣に祈願すれば叶えてぐださる神様。物事の善悪(よしあし)を判断する力を与えてくださる神様としても信仰が篤い。祈願が成就した暁には感謝の心を寵め、鳥居を奉納するしきたりがある。
現地立札より

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末社龍王社

《主》龍王大神平成30年(2018)に再興

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三番 龍王社(りゅうおうしゃ)

御祭神 龍王大神(りゅうおうおおかみ)様
御神徳 運気上昇・金運財運守護

天に昇る龍の如く運気を上昇そせ、富貴に導く神様。龍王社はかつて勅額門を備えた壮麗な安居屋の鎮守社として、また春日における龍神信仰の中心的なお社として、広く崇敬をあつめていたが明治時代、総宮神社に合祀された。当社では御創建一二五〇年を機に、多くの方々に春日信仰の根幹をなす龍神信仰にふれて頂こうと、百四十年ぶりに龍王社を再興した。龍王社は神山春日山に鎮座する水徳の神で、中世には善女龍王を祀る高山龍王社ともいわれた式内社 鳴雷神社(なるいかづちじんじゃ)の里宮にあたるお社。

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摂社水谷神社

《主》素戔嗚命、大己貴命、奇稲田姫命かつては牛頭天王

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四番 水谷神社 みずやじんじゃ

御祭神 素戔嗚命(すさのおのみこと)様
    大己貴命(おおなむちのみこと)様
    奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)様

御例祭 四月五日(鎮花祭)
御神徳 病気封じ・八方除け

難病・疫病を封じ、地相・家相・方位・日柄などから現れる災難を取り除き。福徳円満をもたらす神様。平城京の水源となる神山春日山から湧きいずる聖流「水谷川」の水源地に鎮座する上水谷神社の里宮で、春日大社のなかでも最も古いお杜の一つ。御祭神は平安時代に隆盛した牛頭天王としても信仰され、京都坂神社の本祀ともいわれる格式の高いお社。御例祭(鎮花祭)には、古くから社伝神楽と禰宜座(ねぎざ)狂言が奉納されてきた。禰宜座狂言というのは春日神人(禰宜)が演じることからそう呼ばれ、豊臣秀吉が肥前名護屋城に招くなど一流の狂言として誉高かった。

かつて水谷神社の西には子安社があり、その御力の現れる場所が拝殿の「子授け石」とされる。この石を清めると子宝を授かるとお参りの人が絶えない。

現地立札より

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末社浮雲神社

《主》天児屋根命もと興福寺の子院・四恩院で祭祀〉

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浮雲神社は 式内社 春日神社(かすかの かみのやしろ)の論社〈参考〉

・浮雲神社〈春日大社境内社〉(奈良市春日野町)〈参考〉

一緒に読む
浮雲神社〈春日大社境内社〉(奈良市春日野町)

浮雲神社(うきぐもじんじゃ)は もと興福寺の子院・四恩院の鎮守社として祭祀されていましたが 明治の廃仏毀釈により現在地に遷座し 春日大社境内社となっています 「御蓋山(みかさやま)の頂上 浮雲峰(うきぐものみね)」に鎮座する本宮神社(禁足地内 一般参拝不可)と同体とされます

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末社聖明神社
末社愛宕神社

聖明神社《主》聖明神もとは興福寺の子院・四恩院で祭祀〉
愛宕神社《主》火産霊神〈もとは興福寺の子院・四恩院で祭祀〉

六番 聖明神社(せいめいじんじゃ)

御祭神 聖明神(せいめいのかみ)様

御例祭 七月十五日
御神徳 生気横溢(おういつ)・家庭の守り神

人々に生気をみなぎらせ、日々の生活全般を御守りくださる慈愛に満ちた神様。御祭神は桓武天皇に御縁ある京都の平野神社にお祀りされる今木神と御同神ともいわれる。もと興福寺四恩院にあったお社で、近世には陰陽師が祭祀にかかわるなど、陰陽道とのつながりも深い。

現地立札より

七番 愛宕神社(あたごじんじゃ)

御祭神 火産霊神(ほむすびのかみ)様
御例祭 七月十五日
御神徳 火伏・必勝

火難を防ぐ愛宕権現で台所や厨房の守り神として、勝負事(争いごと)を勝利に導く神様としても信仰される。

現地立札より

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末社天神社

《主》天常立尊もとは興福寺の子院・四恩院で祭祀〉

八番 天神社(てんじんじゃ)

御祭神 天常立尊(あめのとこたちのみこと)
御例祭 七月二十五日
御神徳 延命長寿・災難消除・受験合格

延命長寿・災難消除の御霊験高く、北野天神と御同神とされ、学業成就・受験合格・資格取得の神様としても信仰される。
現地立札より

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末社船戸神社

《主》衝立船戸神

九番 船戸神社(ふなどじんじゃ)

御祭神 衝立船戸神(つきたつふなどのかみ)様
御例祭 六月五日
御神徳 交通安全・厄払
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)様が投げた杖から御出現されたと伝えられ、経津主命(ふつぬしのみこと)様(大宮第二殿)の卸伴神(みとものかみ)とされる神様。その昔、京都の御所から春日の神々様に祈りをささけるために遣わされた摂関家の姫君、斎女(さいじょ)・内待(ないし)が通った内侍道。そして御本殿から水谷神社を経て東大寺二月堂に向かう水谷道(みずやみち)が交わる所に御鎮座になり、交通安全や邪気の侵入を防ぐ塞神として信仰されている。

尚、ご祈祷所での交通安全の御祈願は春日皇大神様に御守護を願うものであるが、船戸神社の尊い交通安全のご加護も頂くべく、特別に船戸神社ご神域に車祓所が設けられている。
現地立札より

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8.〈その他の【末社】〉

末社壷神神社

《主》酒弥豆男神、酒弥豆売神

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末社祓戸神社

《主》瀬織津姫神二之鳥居の横に鎮座 江戸時代までは摂社

末社 祓戸神社(はらえどじんじゃ)

御祭神 瀬織津姫神様(せおりつひめのかみさま)

御例祭 六月三十日

御由緒 春日大社大宮(ご本殿)が創建されたすぐ後の、神護景雲四年(七七〇)に御鎮座と伝えられる古社。大宮の創建以来続く春日祭では、古くは天皇陛下の御使である勅使が京の都から二千五百人近くの官人などを率いて参向された。現在も勅使はこの社で御祓いの儀式(祓戸の儀)を済まされたあと、大宮御神前に進まれ春日祭をご奉仕になる。このように非常に格式の高いお社で、江戸時代までは中社(摂社)とされていた。

御神徳 御祭神は祓の神様であり、知らず知らずのうちに犯した罪・穢を祓い清め、人々を幸せに導いてくださる神様で、六月と十二月に執行される大祓式はこのお社で執行される。

ご参拝の方は手水の後、まず祓戸神社に参拝し、心身を清浄にして大宮・若宮にお進みください。

現地立札より

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末社酒殿神社

《主》酒弥豆男神、酒弥豆売神酒殿

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末社竃殿神社

《主》興津彦神、興津姫神竃殿

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【表参道】

・一の鳥居

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・影向之松

御神木 影向之松(ようごうのまつ

むかし春日大明神が降臨され、萬歳楽(まんざいらく)を舞われたと伝えられる松で、毎年12月17日の春日若宮おん祭では細男座(せいのおざ)・田楽座・猿楽座が芸能を披露します。特に猿楽座は弓矢立合を演じ、古くは金春流・金剛流の参勤の年には弓矢立合、観世流・宝生流の年は舟立合を演ずる事が定められておりました。現在能舞台の鏡板に描かれている松はこの影向之松であります。この儀式を松の下式と称して、春日若宮おん祭の重儀とされております。

現地立札より

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【境外社 (Related shrines outside the precincts)】

境外末社

9.〈春日山鎮座 奥山5社〈・鳴雷神社高山神社神野神社上水谷神社大神神社

①・境外末社鳴雷神社《主》天水分神式内社 春日山に鎮座〉

【境外末社】鳴雷神社は 式内社 鳴雷神社(大 月次 新嘗)(なるいかつちの かみのやしろ)の論社

・鳴雷神社〈春日神社境内 春日山林内〉&高山神社

一緒に読む
鳴雷神社&高山神社〈春日大社末社〉(奈良市春日野町 春日山内)

鳴雷神社(なるいかづちじんじゃ)&高山神社(こうせんじんじゃ)は 佐保川と能登川の源流 春日山の分水嶺 香山(こうせん)に鎮座する水神様 水源祭祀の御神体として龍王池を祀る鳴雷神社は 明治8年(1875)までは香山龍王社とも呼ばれ 又『延喜式神名帳AD.927』所載 宮中神 36座 主水司坐神(もいとりのつかさにましますかみ)1座 鳴雷神社は 大和国の式内大社 鳴雷神社〈当社〉を遷座したものとされます

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➁・境外末社高山神社《主》春日四座、若宮、祓戸神、水谷神春日山に鎮座〉

➂・境外末社神野神社《主》甕速日神、火速日神、崇道盡敬皇帝春日山に鎮座〉

④・境外末社上水谷神社《主》春日四座、若宮、水谷神、猿田彦神、祓戸神春日山に鎮座〉

➄・境外末社大神神社《主》大物主神春日山に鎮座〉

10.〈その他の境外

境外末社赤乳神社《主》稚日咩神

境外末社白乳(しらちち)神社《主》志那斗弁神

境外末社住吉神社《主》表筒男命、中筒男命、底筒男命

境外末社市ノ井恵毘須神社《主》事代主命

境外末社野上神社《主》草野姫命〈若草山麓〉
境外末社石荒神社《主》火産霊神〈若草山麓〉

境外末社手力雄神社《主》天手力雄神もとは興福寺三重塔の鎮守社

境外末社南市恵毘須神社《主》事代主命〈市場の守護神〉

境外末社高天市恵毘須神社《主》事代主命〈興福寺寺門郷に鎮座〉

境外末社大福稲荷神社《主》大福稲荷大神昭和23年(1948)餅飯殿町 大宿所の横に移築

 境外末社拍子神社《主》拍子神創建は永保元年(1081)

境外末社采女神社《主》采女命猿沢池の横に鎮座〉

・采女神社(奈良市樽井町)の記事をご覧ください

御巫祭神
采女神社(奈良市樽井町)

采女神社(うねめじんじゃ)は 現在 春日大社の末社で 猿沢池のほとりに鎮座します 『大和物語〈平安時代(951年頃)までに成立〉』には 奈良時代 天皇の寵愛が薄れたことを嘆き 猿沢池に身を投じた采女(うねめ)の物語が記されています 神社の創建は この采女の霊を慰めるために祀られた祠が始まりです

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境外末社初宮神社

《主》宮中八神殿、伊勢神、春日神、住吉神平城宮にあった神祇官八神殿の後身

式内社 宮中神 36座神祇官西院坐御巫等祭神 23座(並 大 月次 新嘗)(かんづかさ にしのいんにます みかんなきのまつるかみ)
御巫祭神 8座(並 大 月次 新嘗・中宮東宮御巫亦同)(みかんなきのまつるかみ はちくら)
神産日神(かむむすひのかみ)
髙御産日神(たかみむすひのかみ)
玉積産日神(たまるむすひのかみ)
生産日神(いくむすひのかみ)
足産日神(たるむすひのかみ)
大宮賣神(おほみやひめのかみ)
御食津神(みけつのかみ)
事代主神(ことしろぬしのかみ)

初宮神社は ※延喜式の制定以前〈平城宮にあった神祇官八神殿の後身〉

・初宮神社(奈良市鍋屋町)

御巫祭神
初宮神社(奈良市鍋屋町)

初宮神社(はつみやじんじゃ)は 平城京〈710~794年頃〉奈良時代 宮中の神祇官にて祀られていた八神殿の跡〈第九代 開化天皇の時代〈BC.157~BC.98年〉の八神殿であるとも伝〉とされる聖地です 八神殿は その後 京都への遷都とともに京都に遷り 現在は東京の皇居に鎮座しています 現在の初宮神社は 世界遺産・春日大社(かすがたいしゃ)の境外末社となっています

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御巫祭神
春日大社(奈良市春日野町)

春日大社(かすがたいしゃ)は 社記によると 神護景雲二年(768)・武甕槌命〈常陸国 鹿島神宮〉・経津主命〈下総国 香取神宮〉・天児屋根命〈河内国 枚岡神社〉・比売神〈河内国 枚岡神社〉を併せ 御蓋山(みかさやま)麓に四殿の社殿を造営し 四座が鎮座して 春日大社が創建されたと伝えています

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世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」のクライテリア(iii)として「古代から今日に至るまで山岳信仰の伝統を鼓舞し続けてきた 頂上への登拝と山麓の霊地への巡礼を通じて 巡礼者はそこを居処とする神仏の霊能を我が身に吹き込むことを願った」と記されます

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對馬嶋(つしまのしま)の式内社とは 平安時代中期〈927年12月〉に朝廷により編纂された『延喜式神名帳』に所載されている 対馬〈対島〉の29座(大6座・小23座)の神社のことです 九州の式内社では最多の所載数になります 對馬嶋29座の式内社の論社として 現在 67神社が候補として挙げられています