実践和學 Cultural Japan heritage

Shrine-heritager

越前國 式内社 126座(大8座・小118座)について

越前国(えちぜんのくに)の式内社とは 平安時代中期〈927年12月〉に朝廷により編纂された『延喜式神名帳(Engishiki Jimmeicho)』に所載される 越前国 126座(大8座・小118座)の神社です

越前國(えちぜんのくに)について

越前国Echizennokuniは  令制国の一つ〈北陸に属する
現在の福井県嶺北地方(岐阜県北西部含む)・敦賀市

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北陸道は 4世紀以降 大和朝廷の支配下となったと考えられています

7世紀頃に 大国であった高志国(こしのくに)は 3国〈高志道前・高志道中・高志道後分割されたとされます

その後 この3国は高志前・高志中・高志後と呼ばれ
高志国(こしのくに)が 越国(こしのくに)と表記され
大宝律令(たいほうりつりょう)制定701年〉により 鋳造された国印には〈越前・越中・越後の表記となっている 

3国に分割された時「越前国」の領土は 現在の石川県と福井県の北部を含大きな国であった

養老2年(718)現在の石川県北部にあたる羽咋郡 能登郡 鳳至郡 珠洲郡の四郡を能登国として分立
弘仁14年(823)現在の石川県南部にあたる加賀郡と江沼郡を割いて加賀国を建てた

これ以後「越前国」領域は 福井県の南部(若狭国)を除く部分を範囲とし大きな変更はな

越前国 126座(大8座・小118座)

大社 8は 2〈すべて名神大社
小社118は111
 126は113

※座は神の柱数 社は神社数

〈延喜式神名帳に記載〉
敦賀郡(つるかの こおり) 43座(大7座・小36座)
丹生郡(にふの こおり)  14座(大1座・小13座)
今立郡(いまたちの こおり)14座(並小)
足羽郡(あすはの こおり) 13座(並小)
大野郡(をほのの こおり) 9座(並小)
坂井郡(さかのゐの こおり)33座(並小)

敦賀郡(つるかの こおり) 43座(大7座・小36座)

国立公文書館デジタルアーカイブス  延喜式 刊本(跋刊)[旧蔵者]紅葉山文庫https://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/listPhoto?LANG=default&BID=F1000000000000004146&ID=M2014101719562090086&TYPE=&NO=画像利用

国立公文書館デジタルアーカイブス  延喜式 刊本(跋刊)[旧蔵者]紅葉山文庫https://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/listPhoto?LANG=default&BID=F1000000000000004146&ID=M2014101719562090086&TYPE=&NO=画像利用

氣比神社 七座(並名神大)(けひの かみのやしろ ななくら)

・氣比神宮(敦賀市)越前国一之宮

一緒に読む
氣比神宮(敦賀市曙町)

氣比神宮(けひじんぐう)は 太古 伊奢沙別命(いざさわけのみこと)〈氣比大神〉1柱を祀りましたが 大宝2年(702)文武天皇の勅命で 仲哀天皇・神功皇后・日本武尊・応神天皇・玉妃命・武内宿禰命の神々が合祀され七柱の御祭神となりました 延喜式には「祭神七座並 名神大社」とあります

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土公(どこう)〈氣比神宮 古殿地(敦賀市曙町)
 大宝2年(702)社殿造営以前神籬(ひもろぎ)氣比大神降臨の地

一緒に読む
氣比神宮 土公〈氣比大神降臨の地〉(敦賀市曙町)

氣比神宮 土公(どこう)は 氣比之大神 降臨の地とされます 御祭神 氣比之大神は 伊奢沙別命(いざさわけのみこと)とも 笥飯大神(けひのおほかみ)御食津大神(みけつおほかみ)とも称し 2千有余年 天筒の嶺に霊跡を垂れ 境内の聖地(現在の土公)に降臨したと伝わり 神籬磐境(ひもろぎいわさか)の形態を今に留めています

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加比留神社(かひるの かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

劔神社(つるきの かみのやしろ)

・劔神社(丹生郡越前町織田)

・劔神社(敦賀市莇生野)

丹生神社(にふの かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

〈参考〉・八幡神社(福井市大丹生町)

田結神社(たゆひの かみのやしろ)

・田結神社(敦賀市田結)

久豆弥神社(くつみの かみのやしろ)

・久豆彌神社(敦賀市沓見)

野坂神社(のさかの かみのやしろ)

・野坂神社(敦賀市野坂)

志比前神社(しひさきの かみのやしろ)

・志比前神社(敦賀市道口 榊林)

角鹿神社(つるかの かみのやしろ)

・角鹿神社〈氣比神宮境内〉(敦賀市曙町)

一緒に読む
角鹿神社〈氣比神宮境内〉(敦賀市曙町)

角鹿神社(つぬがじんじゃ)は 社伝には 祭神 都怒我阿羅斯等命(つぬがあらしとのみこと)〈任那(みなま)の皇子〉は 崇神天皇の御代 氣比の浦に上陸し 天皇に貢物を奉り 氣比大神宮の司祭と当国の政治を任せられたとあり その政所(まんどころ)の跡に鎮座する門神〈往古は氣比神宮の東門口が表参道〉でした 敦賀(つるが)の地名は 御神名 角鹿(つぬが)が語源とされる

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大椋神社(おほくらの かみのやしろ)

・大椋神社(敦賀市大蔵)

和志前神社(わしさきの かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

〈参考論社〉・劔神社(敦賀市手字堂田)

市振神社(いちふりの かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

〈参考〉・日吉神社(敦賀市市橋)

金前神社(かなさきの かみのやしろ)

・愛宕神社(敦賀市金ケ崎町)〈金崎宮の境内参道脇〉

五幡神社(いつはたの かみのやしろ)

・五幡神社(敦賀市五幡)〈八幡神社の境内〉
〈五幡山の山頂より明治39年(1906)山麓(
八幡宮の境内)に遷座〉

阿蘇村利椋神社(あそむらのとしくらの かみのやしろ)

・利椋神社之趾〈石碑〉(戸倉峠)
〈八幡神社に合祀された 利椋神社の址地〉
・阿曾利椋八幡神社(敦賀市阿曽)
〈八幡神社に合祀された 利椋神社(戸倉峠に鎮座)〉

・得良神社(小浜市犬熊)

白城神社(しらきの かみのやしろ)

・白城神社(敦賀市白木)

・白鬚神社(南条郡南越前町合波)

横椋神社(よこくらの かみのやしろ)

・横椋神社(敦賀市余座茶屋)

伊多伎夜神社(いたきやの かみのやしろ)

・氣比神社(敦賀市刀根)
〈氣比神社に合祀 式内論社 山神神社(伊多伎夜谷)〉

・春日神社(鯖江市鳥井町)
〈式内社 伊多伎夜神社の後裔とする説あり〉

横山神社(よこやまの かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

伊部磐座神社(いへいはくらの かみのやしろ)

・飯部磐座神社(越前市芝原)

・劔神社(丹生郡越前町織田)

・剱神社(丹生郡越前町細野)

質覇村峯神社(ちはむらみねの かみのやしろ)

・廃絶とされる 所在など不明

〈参考〉・日吉神社(敦賀市追分字上出屋敷)

鹿蒜神社(かひるの かみのやしろ)

・鹿蒜神社(南条郡南越前町南今庄)

髙岡神社(たかをかの かみのやしろ

・高岡神社(敦賀市砂流)

・白山神社(敦賀市高野)

・高岡神社〈大鹽八幡宮 境内社(越前市国兼町)〉

大神下前神社(おほむわのしもさきの かみのやしろ)

・大神下前神社〈氣比神宮境内〉(敦賀市曙町)

一緒に読む
大神下前神社〈氣比神宮境内〉(敦賀市曙町)

大神下前神社(おおみわしもさきじんじゃ)は 氣比大神四守護神の北方鎮守社で元は北東の天筒山山麓の宮内村(現・敦賀市金ケ崎町)に境外末社として鎮座していた 明治四十四年(1911)鉄道敷設に伴って現在の地に遷座 稲荷神社 金刀比羅神社を合祀しました

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鹿蒜田口神社(かひるたのくちの かみのやしろ)

・鹿蒜田口神社(南条郡南越前町新道)

三前神社(みさきの かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

・志比前神社(敦賀市道口 榊林)

織田神社(をりたの かみのやしろ)

・織田神社〈劔神社(丹生郡越前町織田)の境内〉

・野坂神社(敦賀市野坂)
〈明治44年 野坂神社に合祀された 織田神社(蛭子谷)鎮座〉

・七社明神(敦賀市野坂)
〈野坂神社(敦賀市野坂)の境内〉

石田神社(いはたの かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

〈参考論社〉・石田神社(鯖江市石田上町)

・八幡神社(敦賀市三島町)

天八百萬比咩神社(貞)(あめやほよろつひめの かみのやしろ)

・常宮神社(敦賀市常宮)

・天八百萬姫神社〈大鹽八幡宮 境内社(越前市国兼町)〉

天利劔神社(あめとつるきの かみのやしろ)

・天利劔神社〈氣比神宮境内〉(敦賀市曙町)

一緒に読む
天利劔神社〈氣比神宮境内〉(敦賀市曙町)

天利劔神社(あめのとつるぎじんじゃ)は 祭神の天利劔大神が氣比大神の御子神であると『続日本後紀』承和7年(840)9月13日(乙酉)の条に「奉授 越前國 從二位勳一等 氣比大神之御子 无位 天利劔神 天比女若御子神 天伊佐奈彦神 並從五位下」と記される由緒格式ある古社です

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天比女若御子神社(あめひめわかみこの かみのやしろ)

・天伊弉奈姫神社〈氣比神宮境内〉(敦賀市曙町)

一緒に読む
天伊弉奈姫神社〈氣比神宮境内〉(敦賀市曙町)

天伊弉奈姫神社(あめのいざなひめじんじゃ)は 祭神の天比女若御子大神が 氣比大神の御子神であると『続日本後紀』承和7年(840)9月13日(乙酉)の条に「奉授 越前國 從二位勳一等 氣比大神之御子 无位 天利劔神 天比女若御子神 天伊佐奈彦神 並從五位下」と記される由緒格式ある古社です

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伊佐奈彦神社(いさなひこの かみのやしろ)

・天伊弉奈彦神社〈氣比神宮境内〉(敦賀市曙町)

一緒に読む
天伊弉奈彦神社〈氣比神宮境内〉(敦賀市曙町)

天伊弉奈彦神社(あめのいざなひこじんじゃ)は 祭神の天伊弉奈彦大神が氣比大神の御子神であると『続日本後紀』承和7年(840)9月13日(乙酉)の条に「奉授 越前國 從二位勳一等 氣比大神之御子 无位 天利劔神 天比女若御子神 天伊佐奈彦神 並從五位下」と記される由緒格式ある古社です

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天國津彦神社(あめくにつひこの かみのやしろ)

・〈常宮神社 境内〉・天国津彦神社・天国津姫神社・天鈴神社・伊覩神社(敦賀市常宮)

・天国津彦神社〈大鹽八幡宮 境内社(越前市国兼町)〉

・夫婦神(越前市国兼町)〈大鹽八幡宮 境内 天国津彦神社 天国津比咩神社の旧鎮座地〉

天國津比咩神社(あめくにひめの かみのやしろ)

・〈常宮神社 境内〉・天国津彦神社・天国津姫神社・天鈴神社・伊覩神社(敦賀市常宮)

・天国津比咩神社〈大鹽八幡宮 境内社(越前市国兼町)〉

・夫婦神(越前市国兼町)〈大鹽八幡宮 境内 天国津彦神社 天国津比咩神社の旧鎮座地〉

天鈴神社(あめすすの かみのやしろ)

・〈常宮神社 境内〉・天国津彦神社・天国津姫神社・天鈴神社・伊覩神社(敦賀市常宮)

・八幡神社(敦賀市沓見)

玉佐佐良彦神社(たまささらひこの かみのやしろ)

・〈常宮神社 境内〉・天国津彦神社・天国津姫神社・天鈴神社・伊覩神社(敦賀市常宮)

信露貴彦神社(しろきひこの かみのやしろ)

・信露貴彦神社(敦賀市沓見)

・新羅神社(南条郡南越前町今庄)

丹生郡(にふの こおり) 14座(大1座・小13座)

国立公文書館デジタルアーカイブス  延喜式 刊本(跋刊)[旧蔵者]紅葉山文庫https://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/listPhoto?LANG=default&BID=F1000000000000004146&ID=M2014101719562090086&TYPE=&NO=画像利用

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兄子神社(あにこの かみのやしろ)

・白山神社(南条郡南越前町瀬戸)

・兄子神社(越前市安戸町)

・日野神社(越前市中平吹町)

・日野神社 奥宮(越前市萱谷町 日野山 山頂祠)

雨夜神社(あまよの かみのやしろ)

・大虫神社(越前市大虫町)
〈大虫神社相殿に合祀 若宮神社〉

・雨夜神社 岡本山上宮(越前市岡本町)
〈岡太神社に合祀 雨夜神社 旧鎮座地〉)

・岡太神社(越前市岡本町)
〈岡太神社に合祀 雨夜神社 旧鎮座地〉

・雨夜神社古社地〈石碑〉(丹生郡越前町天王)
〈八坂神社 境内に鎮座 雨夜神社の旧鎮座地〉

・八坂神社(丹生郡越前町天王)130518
〈朝日村天屋に鎮座していた雨夜神社 現 八坂神社 境内に鎮座〉

大虫神社(貞・名神大)(おほむしの かみのやしろ)

・大虫神社 奥宮(越前市大虫町 鬼ケ岳山頂)〈大虫神宮 社跡〉
・大虫神社(越前市大虫町)

斗布神社(とふの かみのやしろ)

・斗布神社(越前市白崎町)

・十府神社(越前市松森町)

長岡神社(なかをかの かみのやしろ)

・長岡神社(丹生郡越前町宇須尾)

・白山神社(鯖江市米岡町)

麻氣神社(まけの かみのやしろ)

・麻氣神社(南条郡南越前町牧谷)

・麻氣神社(丹生郡越前町真木)

・酒列神社(越前市牧町)

枚井手神社(ひらゐての かみのやしろ)

・枚井手神社(越前市深草)

・剱神社(丹生郡越前町平等)

大山御板神社(おほやまみたの かみのやしろ)

・舟津神社(鯖江市舟津町)
〈相殿に大山御板神社を祀る〉

・春日神社(鯖江市鳥井町)

・八幡神社〈五社宮〉(福井市片粕町)

・大洗磯崎神社(丹生郡越前町乙坂)

・神明神社(越前市三ツ口町)
〈明治41年 現 神明社(越前市若竹町)に合祀〉

・神明神社〈上総社〉(越前市若竹町)
〈明治41年 神明神社(越前市三ツ口町)を合祀〉

・越知神社(丹生郡越前町大谷寺)

佐佐牟志神社四座(ささむしの かみのやしろ しくら)

・御床岳社(丹生郡越前町佐々生 三床山の山頂)
〈佐佐牟志神社 旧御殿跡の石碑〉

・佐佐牟志神社(丹生郡越前町佐々生)

小虫神社(をむしの かみのやしろ)

・大虫神社(越前市大虫町)
〈大虫神社相殿に合祀 小虫神社〉

雷神社(いかつち かみのやしろ)

・雷神社(越前市広瀬町)

・賀茂神社(福井市加茂町)

・大虫神社(越前市大虫町)
〈大虫神社相殿に合祀 雷神社〉

・加茂廼神社(福井市鮎川町)

今立郡(いまたちの こおり) 14座(並小)

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灮山神社(ほやまの かみのやしろ)

山神社(越前市帆山町)

國中神社二座(くになかの かみのやしろ ふたくら)

・国中神社(越前市国中町)

・國中神社(越前市中津山町)

石部神社(いそへの かみのやしろ)

・石部神社(鯖江市磯部町)

岡本神社(をかもとの かみのやしろ)

・大瀧神社・岡太神社(越前市)

一緒に読む
大瀧神社・岡太神社(越前市)

大瀧神社・岡太神社(おおたきじんじゃ・おかもとじんじゃ)は “紙漉きの御魂”と呼ぶに相応しき「川上御前(kawakami gozen)」を祀ります 里人は いくつ時代を超えても 感謝を忘れることなく 今も“越前和紙”の「紙漉きの紙祖神(かみのおやがみ)」を語り継ぎ仰ぎます

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・奥の院 三社〈紙祖神・大瀧神社・岡太神社〉

・岡太神社(越前市粟田部町)

・神明社(鯖江市水落町)

須波阿須疑神社 三座(すはあすき かみのやしろ みくら)

・須波阿湏疑神社(今立郡池田町稲荷)

・須波阿津疑神社(越前市南中町)

池泉に鎮座した 須波阿須疑神社三座は
〈本 宮〉味真野神社(越前市池泉町)
〈上の宮〉諏訪神社(今立郡五分市村池泉字諏訪上割)〈味真野神社に合祀〉
〈下の宮〉諏訪神社(越前市五分市町池泉)

・味真野神社(越前市池泉町)〈本 宮〉〈上の宮〉

・諏訪神社(越前市五分市町)〈下の宮〉

丹津神社(につの かみのやしろ)

・舟津神社 旧御鎮座地(鯖江市宮前)

・舟津神社(鯖江市舟津町)

刀那神社(となの かみのやしろ)

・刀那神社(鯖江市上戸口町)

・刀那神社(越前市寺地町)

刀那神社(鯖江市尾花町)の変遷

・三社森、式内社刀那神社跡の碑(鯖江市尾花町)
〈刀那神社の発祥の地〉

・刀那神社(鯖江市沢町)
〈明治42年(1909)寺中の河和田神社に合祀される前の旧社地〉

・河和田神社(鯖江市寺中町)
〈明治42年(1909)刀那神社(鯖江市尾花町)を合祀 昭和23年(1948)禅定神社へ戻された〉

・禅定神社・刀那神社(鯖江市尾花町)〈現在の合祀先〉
〈明治42年(1909)寺中の河和田神社に合祀の後 昭和23年(1948)禅定神社へ戻された〉

小山田神社(をやまたの かみのやしろ)

・小山田神社(越前市南小山町)

・味真野神社(越前市池泉町)
〈小山田神社(小山田邑字宮ノ下)鎮座を 明治41年(1908)味真野神社に合祀〉

鵜甘神社(うかん かみのやしろ)

・鵜甘神社(越前市入谷町)

・鵜甘神社(今立郡池田町水海)

・荒樫神社(越前市西樫尾町)〈荒樫神社の境内 鵜甘神社〉

・鵜甘神社(越前市片屋町)

・鵜甘神社(南条郡南越前町堂宮)

加多志波神社(かたしはの かみのやしろ)

・加多志波神社(鯖江市川島町)

・春日神社(鯖江市吉谷町)

敷山神社(しきやまの かみのやしろ)

・敷山神社(鯖江市河和田町)

・敷山神社(越前市春山町)

足羽郡(あすはの こおり) 13座(並小)

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杉社郡神社(すきもりのこほり かみのやしろ)

・杉杜白髭神社(福井市勝見)

土輪神社(つちのわの かみのやしろ)

・足羽神社に合祀(福井市足羽)

・神明社〈境内社 土宮〉(鯖江市水落町)

・八幡神社〈越前大宮〉(福井市大宮町)【参考論社】

直野神社(ならのの かみのやしろ)

・大己貴神社〈本殿に合祀 直野神社〉(福井市南居町)

麻氣神社(まけ かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

登知為神社(とちゐの かみのやしろ)

・登知爲神社(福井市栃泉町)

・白山神社(福井市栃泉町赤坂)
〈白山神社は 式内社 登知爲神社の後身〉

推前神社(をしさきの かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

〈参考論社〉・八幡神社(吉田郡永平寺町松岡志比堺)

與須奈神社(よすなの かみのやしろ)

・與須奈神社(福井市下市町)

山方神社(やまたの かみのやしろ)

・足羽神社に合祀(福井市足羽)

・神明神社(福井市宝永)

御門神社(みかとの かみのやしろ)

・足羽神社に合祀(福井市足羽)

分神社(わけの かみのやしろ)

・分神社(福井市脇三ケ町)

・分神社跡(福井市脇三ケ町)
〈分神社の当初の鎮座地〉

・大森神社(福井市南山町)

神傍神社(かむそひの かみのやしろ)

・越知神社(福井市河水町)

於神社(うへの かみのやしろ)

・足羽神社(福井市足羽)〈合祀〉

足羽神社(貞)(あすはの かみのやしろ)

・足羽神社(福井市足羽)

大野郡(をほのの こおり) 9座(並小)

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磐座神社(いはくらの かみのやしろ)

・八幡神社〈越前大宮〉(福井市大宮町)

・磐座神社〈篠座神社の御霊水〉(大野市篠座)

篠座神社(しのくらの かみのやしろ)

・篠座神社(大野市篠座)

椛神社(かむはの かみのやしろ)

・樺八幡神社(福井市中手町)

・八幡神社(福井市東河原町)

・篠座神社に合祀(大野市篠座)

大欟磐座神社(おほつきいはくらの かみのやしろ)

・磐座神社(大野市西大月字磐座)

坂門一事主神社(さかとひとことの かみのやしろ)

・坂門一言神社(大野市牛ケ原字新村下)

・平泉寺白山神社(勝山市平泉寺町平泉寺)

風速神社(かさはやの かみのやしろ)

・風速神社(大野市大矢戸字速住)

・春日神社(大野市不動堂南)

・八幡神社(大野市小矢戸字狐堂)

國生大野神社(くになりおほのの かみのやしろ)

・清瀧神社(大野市清瀧)
〈清瀧神社に合祀 国生大野神社(大野町篠座字花畑)〉

・國生大野神社(大野市東中)

高於磐座神社(たかをいはくらの かみのやしろ)

・高於磐倉神社(大野市木本)

荒嶋神社(あらしまの かみのやしろ)

・荒嶋神社(大野市佐開)

坂井郡(さかのゐの こおり) 33座(並小)

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布久漏神社(ふくろの かみのやしろ)

・布久漏神社(坂井市丸岡町北横地)

・八幡神社(坂井市丸岡町南横地)

・八雲神社(あわら市北潟)

・八幡神社(坂井市春江町針原)

坂名井神社(さかなゐの かみのやしろ)

・八幡神社(坂井市春江町境元町)

・神明社(坂井市三国町神明)

・加奈井神社(坂井市三国町)

御前神社(みさき かみのやしろ)

・御前神社(あわら市宮前)

都那髙志神社(つなこしの かみのやしろ)

・足羽神社に合祀(福井市足羽)

多禰神社(たねの かみのやしろ)

・多禰神社(坂井市丸岡町山崎三ヶ)

久米多神社(くめたの かみのやしろ)

・久米田神社(坂井市丸岡町下久米田)

意加美神社(いかみの かみのやしろ)

・金劔神社(福井市江上町)
〈金劔神社の境内 別殿 意加美神社〉

・明神社(吉田郡永平寺町松岡椚)

阿治波世神社(あちはせの かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

國神神社(くにかみの かみのやしろ)

・國神神社(坂井市丸岡町石城戸町)

井口神社(ゐくち かみのやしろ)

・春日神社(あわら市中番下番入会地)
〈井口神社(春日神社の相殿に合祀・境内の石祠に祭祀)〉

楊瀬神社(やなきせの かみのやしろ)

・大湊神社〈陸ノ宮〉(坂井市三国町安島)
〈大湊神社〈陸ノ宮〉の相殿に合祀 楊瀬神社〉

己乃須美神社(にのすみの かみのやしろ)

・白山神社(福井市八重巻中町)
〈白山神社の境内 東の覆屋内 石祠(神明社)〉

片岸神社(かたきしの かみのやしろ)

・片岸神社(坂井市三国町山岸)

・春日神社(坂井市三国町新保)
〈春日神社の相殿に祀る 片岸神社〉

大溝神社(おほみその かみのやしろ)

・大溝神社(あわら市大溝)

・金津神社〈芦原大溝神社〉(あわら市春宮)

比古奈神社(ひこなの かみのやしろ)

・神明社(坂井市三国町神明)
〈神明社の境内 合祀社〉

・氷川神社(坂井市三国町)

幣多神社(へいたの かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

紀倍神社(きへの かみのやしろ)

・紀倍神社(坂井市春江町木部西方寺)

・紀倍神社(坂井市坂井町木部新保)

枚岡神社(ひらをか かみのやしろ)

・足羽神社に合祀(福井市足羽)

・秋葉神社〈足羽神社に合祀の枚岡神社旧地〉(福井市志比口)

・神明社(坂井市三国町神明)

・氷川神社(坂井市三国町)

・神明社〈境内社 平岡八幡or多賀社〉(鯖江市水落町)

毛谷神社(けたにの かみのやしろ)

・毛谷黒龍神社(福井市毛矢)

・黒龍神社(福井市舟橋)

・白山神社(福井市八重巻中町)
〈白山神社の境内 東の覆屋内 石祠(黒龍社)〉

柴神社(しはの かみのやしろ)

・柴神社 〈春日大明神〉(吉田郡永平寺町松岡春日)

英多神社(ゆたの かみのやしろ)

・熊野神社(福井市布施田町)

鵜屎神社(うくその かみのやしろ)

・鵜森神社(坂井市三国町川崎)

伊伎神社(いきの かみのやしろ)

・伊伎神社(坂井市三国町池上)

・白山神社〈白山神社の境内 神明神社〉(あわら市伊井)

保曽呂伎神社(ほそろきの かみのやしろ)

・春日神社(あわら市沢)

・春日神社(あわら市細呂木)

横山神社(よこやまの かみのやしろ)

・横山神社(坂井市丸岡町坪江)

三國神社(みくにの かみのやしろ)

・三國神社(坂井市三国町山王)

石田神社(いはたの かみのやしろ)

・石田神社(鯖江市石田上町)

・春日神社(福井市石畠町)

味坂神社(みさかの かみのやしろ)

・味坂神社(福井市深坂町)

・味坂神社(坂井市三国町神明)
〈神明社(三国町神明)の境内〉

髙向神社(たかむくの かみのやしろ)

・高向神社(坂井市丸岡町高田)

笠間神社(かさまの かみのやしろ)

・笠間神社(坂井市丸岡町篠岡)

家津神社(いへつの かみのやしろ)〈廃絶〉

・廃絶とされる 所在など不明

〈参考論社〉・八幡神社(坂井市丸岡町猪爪)

〈参考論社〉・春日神社(あわら市舟津)

〈参考論社〉・神明神社(坂井市春江町布施田新)

大湊神社(おほみなとの かみのやしろ)

・大湊神社〈雄島・本宮〉(坂井市三国町安島)

・大湊神社〈陸ノ宮〉(坂井市三国町安島)

絲前神社(いとさきの かみのやしろ)〈廃絶

・廃絶とされる 所在など不明

〈参考論社〉・天満神社(福井市糸崎町)

〈参考論社〉・亀島神社(福井市松蔭町 亀島)

北陸道に鎮座する 352座『延喜式神名帳』の所載一覧 に戻る

一緒に読む
北陸道に鎮座する 352座『延喜式神名帳』の所載一覧

『延喜式神名帳(engishiki jimmyocho)』は 延長5年(927年)に編纂されました
当時の「全国の官社」(祈年祭(毎年2月)に神祇官から幣帛を受ける神社)の一覧表が所載されています

このページは
「北陸道」に鎮座する(352座…大14(うち預月次新嘗1)・小338)神社の一覧表です

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對馬嶋(つしまのしま)の式内社とは 平安時代中期〈927年12月〉に朝廷により編纂された『延喜式神名帳』に所載されている 対馬〈対島〉の29座(大6座・小23座)の神社のことです 九州の式内社では最多の所載数になります 對馬嶋29座の式内社の論社として 現在 67神社が候補として挙げられています